Aiと連載小説書いてみた19
AIのべりすとを使用して、毎週?毎日?連載小説書いてみました!!
(飽きたらやめる⟵ここ重要)
ちなみに、添削もAiに任せております。
平和を望んだ魔王世界征服を始めました。
シャイニングランド
♢♢♢♢♢♢♢♢
カオスの一行は果てない旅を続けていた。
空は澄み渡った青だったが、地上の景色は新幹線さながらの速度で流れていく。馬車が猛スピードで駆けているためだった。カオスはせっかくの景色を楽しめないことに不満げで、イニドに詰め寄った。
「イニド、スピードを落として!!」
「しかし、カオス様。すぐにでも全ての国を回りたいと述べたのはカオス様ですよ?」
「言ったかもしれないけど!!これじゃあ、まともに景色が楽しめないじゃん。ねぇ、イド」
カオスはイドに問いかけると、目を瞑り思索に耽っていたイドがようやく目を開けた。
「あ?まぁな」
「ほら、イドも楽しくないって!!」
「かしこまりました、カオス様」
イニドはそう言うと手綱を操った。すると馬車の速度が落ち、のんびりとした足取りで進むようになる。カオスは満足げに頷き、イニドはその笑顔に胸を撫で下ろした。
一行は順調に旅を続け、次の目的地であるシャイニングランドに到着した。ここは富と繁栄に恵まれ、巨大な城やきらびやかな寺院がそびえる黄金の国として知られていた。カオスは門の前にたどり着き、その光景に目を奪われた。
「すごい!金色だ!」
門はすべて黄金色に輝いていた。神話に登場するような門に目を眩しそうに細めながらも、イドがつぶやいた。
「眩しいな。まるで天国みてぇだ」
「まさしくその通りですね」
イニドもイドに同意した。そして、門番に視線を向けた。門を見張る者といえば兵士や騎士。敵と戦うためにがっしりとした体格の人間が一般的だったが、ここの門番はモデルのような痩せた身体で鎧も着ていない。そのことからもこの国がいかに平和であるかがうかがえた。
「ようこそいらっしゃいませ」
門番が笑顔で挨拶をした。
「ようこそシャイニングランドへ!私はこの国の騎士です。ご用件を伺えますか?」
「あの、ここで劇をさせていただきたいのですが」
カオスは少し緊張しながら答えた。一行はこれまで各地の村で劇を披露してきたが、国の門を叩くのは初めてだった。ましてやシャイニングランドのような大国だ。その許可が得られるか不安だった。
「劇ですか?」
カオスの言葉に、門番は首を傾げて微笑んだ。
カオスは深呼吸をして、より明るくかつ大きな声で言った。
「はい!私たちは旅する劇団です。ここで平和をテーマにした劇をしたいのです」
「それは素晴らしいですね!国王陛下が許可をくださることでしょう。こちらへどうぞ」
門番は快く答えて、一行を城へ案内した。
城へ向かう途中に見える建物も綺麗に整備されている。馬車も余裕で通れる道をゆっくりとカオス達は進んでいく。
その間にもカオスは国王が許可してくれるか心配していたのだ。一方、イニドはあまりにも綺麗すぎる街並みに違和感を感じていた。
馬車を止めて城内に入ると、きらびやかな空間が広がっていた。床には真っ赤な絨毯が敷かれ、壁には芸術品や絵画が飾られていた。イドとイニドは目を奪われ、しばし歩みを止めた。これまで訪れた国の中で最も美しい城だったからだ。我に返った二人は、カオスに続いて進んでいった。