Aiと連載小説書いてみた7
AIのべりすとを使用して、毎週?毎日?連載小説書いてみました!!
(飽きたらやめる⟵ここ重要)
平和を望んだ魔王世界征服を始めました。
その男最凶
「くっ!」
アンドロイドがイニドに剣を掲げて振り下ろす。その瞬間、イニドは目を閉じた。しかし、痛みは感じなかった。不思議に思った彼が目を開けると、そこにはカオスがいた。カオスが剣でアンドロイドの剣を受け止めていたのだ。
「大丈夫?」
カオスがイニドの方を見ずにそう言った。しかし、声の調子から心配しているようだ。イニドは震えた声で答えた。
「あ、ありがとうございます」
「うん、君は僕が守るから」
その言葉にイニドは目を細めた。
しかし次の瞬間、アンドロイドはカオスを蹴り飛ばした。イニドはハッとしてカオスが飛ばされた方向を見る。カオスは背中から木にぶつかり、その衝撃で血を吐いた。
「ガハッ」
カオスの苦痛に満ちた表情。
カオスの顔についたかすり傷。
カオスの苦しそうな姿、カオスの悲鳴。
イニドはゆるりと立ち上がった。
穏やかに立ち上がるが、彼の目には渦があり、唇を噛み締めている。
それは、彼が怒り出すか、暴れるときの前触れである。カオスはそれをイニドの『凶悪モード』と称している。その理由は。
「ふざけんなよ」
彼はそう呟くと、無数の赤い魔法陣を展開した。それらは空を覆い尽くしていく。魔法陣の光によって血のように真っ赤になった空の下、イニドは目の前の複数のアンドロイドを見据えて言った。
「俺のカオス様に手ぇ出すなよ」
『凶悪モード』
それは文字通り紳士から凶悪な怪物に変わるからである。凶悪モードになった時のイニドは『世界最凶の魔法使い』と呼ばれている。その魔力は異常に高く人間であるのに魔物や魔族と間違われるほど。さらに、彼は物覚えが良いため一度見た動き、魔法書の内容は全て記憶されている。それゆえ、彼は無尽蔵の魔力を使用してどんな魔法でも使えるのである。例えば、このように。
「ライトニング・サンダー!!!」
彼がそう叫ぶと無数の魔法陣からそれぞれ雷が落ちる。周囲にいたアンドロイドは次から次へと焼け焦がされた。
ライトニング・サンダー。
周囲に雷を落とす中級レベルの雷魔法である。しかし、中級魔法であるはずの威力は上級にも劣らない。一瞬で数百のアンドロイドが消滅した。
「クックック、カオス様に手を出した奴は地獄を見るんだよ」
彼はそう言いながら魔法陣から雷を落とし続ける。彼の理性はとうに手放している。既に彼が立っている場所は焦土と化しているというのに、彼自身は気にも留めず笑い続けている。カオスはまだ意識が朦朧としていた。その中で彼は思うのだ。
(まずいな)
続く