Aiと連載小説書いてみた3
AIのべりすとを使用して、毎週?毎日?連載小説書いてみました!!
(飽きたらやめる⟵ここ重要)
平和を望んだ魔王世界征服を始めました。
オープニング3
「この城は私が守ろう。お前の、いや魔物と人間の平和のために、平和協定を結ぼうと思うがどうだろうか」
イニドはカオスの言葉を聞いて一瞬躊躇ったが、深くお辞儀をした。
「大変よろしいかと思います」
イニドは戦いが苦手だった。
カオスはそんなイニドに無理をさせる気はなかったのだ。しかし、人間側はそれに構わず何度も城へ突入してきた。だから彼はもう一人の召使いとともに全力で戦っていた。その事情を汲んでか、それとも彼の元々の性格によるものかは分からないが、平和協定締結を勧めてくれるカオスの優しさに感動しながら、イニドは改めて彼のために戦うと決意した。
しかし、それを後から来た男が鼻で笑ったのだ。
「あいつらがそんなもん結ぶかよ」
カオスのもう一人の召使いであるイドがそう、ドスの利いた声で言った。彼はカオスの護衛だ。彼が身にまとった鎧が銀色に光る。そして、ヘルメットを外した。その顔は厳つく、黒髪短髪。頭にはヤギの角を生やしている。彼は真っ赤な目でカオスを見据えた。
「俺は戦いを挑んでくるあいつらを倒してぇよ」
カオスはイドに睨みをきかせて「落ち着け」と注意する。イドは舌打ちをすると、近くのソファーにドッカと腰を下ろす。
イニドは苦笑いをして彼の前に紅茶の入ったカップを差し出す。イドはそれを一口飲んで「うめぇ」と言うと再び口を開こうとするが、その前にカオスが言ったのだ。
「そんなことよりも今はこの城の防衛だ。ここに来るまでにあの数のアンドロイド達を見てきたのだろう?私一人では城を守ることはできないよ」
そう、アンドロイドが城に入ってくる時は近い。その数およそ10000体。彼らは勇者を倒しても自動で動く。アンドロイド一体でさえ国の兵力を凌ぐほどだ。それが10000もいるのだ。たとえ門から数キロも離れている城だとしても、いつ攻め落とされても不思議ではないだろう。
その言葉を聞いたイドはカオスに興奮したように言った。
「なら早く外に出てあいつらを蹴散らそうぜ!なぁ、カオス!!」
「様をつけろ!様を」
イニドはイドをたしなめたあと、カオスの表情を伺いながら言った。
「しかし、確かにカオス様のおっしゃる通りです。このまま城の中にいては魔物が全滅してしまいます。あなた様のお力を疑っているわけではありませんが、この私も戦いに参加してよろしいでしょうか?」
その言葉にカオスは目を細めた。
「そうだな。お前達にも苦労をかける」
カオスはイドとイニドに労いの言葉をかける。イドは飛び跳ねながら喜んでいるが、イニドは冷静だ。
「勿体ないお言葉です」
「では、行こうか」
カオスはそう言って立ち上がり、部屋の窓を開ける。二人はカオスの後を追うように空中浮遊をする。イニドは魔法で出した黒い羽を背中につけている。そして3人は城を飛び降り、夜の森へ飛び立つのだった。
続く