Aiと連載小説書いてみた28

AIのべりすとを使用して、毎週連載小説書いてみました！！
（飽きたらやめる⟵ここ重要）

ちなみに、添削やイラストもAiに任せております。

平和を望んだ魔王世界征服を始めました。

サンシャイン劇場

カオスたちは夕食を食べた後、シャイニング劇場へ向かうためにホテルを出発した。すぐに馬車に乗り込み、目的地に向かっていった。その目的地とは、今日の午前中にカオスとイニドが訪れたあのシャイニング劇場だった。

数分後、馬車が近づくにつれ、大きな円形の建物が見えてきた。建物は月の光を反射して輝いていた。イドは息をのんで上を見上げた。建物には金でできた装飾が埋め込まれており、その輝きに圧倒されたのだ。

「すごいな、金でできているんだぞ」

「えぇ」

イドの言葉に御者は満足そうに頷き、馬車を走らせながら説明を始めた。

「あそこは2年前にシャイニングランドに建てられた建物でしてね。100周年を記念して作られましたが、建設にはなんと10000シャイニーもかかったんでさぁ。全くそんな莫大な金額がどこから出たのか」

10000シャイニーは日本円で言えば1兆円を超える額だ。イドとイニドはその金額に頭を打たれたような衝撃を受けた。魔王であるカオスでさえ払えないほどの額だと理解したのである。御者は続ける。

「劇場は外からの音漏れを防ぎ、雨漏りもしにくいように防水処理がされていてねぇ。それに加え、客席も豪華で。この国の首都は本当に素晴らしいものを作りましたよ」

「へぇ……」

イニドが興味津々そうに答える中、イドは別のことを思いついた。国王は果たしてどこからその巨額の資金を手に入れたのだろうか。だが、聞く前に劇場に到着してしまった。

「おっと、着きましたぜ」

馬車は劇場の前で停まった。イニドは懐から小さな袋を取り出し、中から何かを取り出して御者に手渡した。それは金貨だった。

「ありがとうございます」

「いえいえ、またいつでもお呼びくだせぇ」

御者はそう言って馬車を走らせて行ってしまった。イドとイニドは馬車を見送った後、シャイニング劇場を見上げた。

「すごい！本当に大きいな」

「そうですね。何度見ても圧巻です」

イドは初めて見る建物に圧倒され、イニドも驚いていた。

一方、カオスは二人を置いて一人で劇場に入ってしまった。

「ちょっと待って！カオス様！」

イニドはカオスの後を追おうと劇場に入っていく。イドはそんな二人を見ながらため息をつき、彼らに続くように中へ入る。中に入るとすぐに大きなホールがあった。ホールの近くには『カオス劇団公演会場』と白い立て札が立てられていた。

「この中だね」

カオスはそう呟きながら、中に進もうとすると、後ろから声が掛かった。

「あのー、すみません」

振り返ると、そこに20代くらいの女性が立っていた。彼女は髪の色と同じく黒いスーツを着ており、胸には太陽のマークのバッジがついた名札が付いていた。彼女は二人に声をかけるや否や、こう言ったのだ。

「ここはまだ入れないんですよ」

「え？そうなんですか」

イニドが困惑しながら言うと、女性は大きく頷いた。イニドはイドをにらみつけた。今日の夕方に聞いたイドの話とは違うと思ったのだ。イドはその視線に気付くと、同じようににらみ返した。

「んだよ」

「いや、別に」

「何か言いたいことがあるなら、はっきり言えよ」

「はぁ、やはりこの馬鹿に留守番はまだ早かった」

「んだと、この野郎！！」

イドはその言葉に我慢できず、イニドの首を絞めた。イニドの苦しい呻き声が響く中、カオスはいつものことだと無視し、女性に尋ねた。

「どうして入れないんですか」

彼女はカオスの質問に名札を指差しながら口を開いた。

「私はここの受付をしているソラルと言います。カオス劇団の公演は明日の午後から予定されていますが、現在は準備中なんです」

「あ、それなら問題ありません」

カオスはソラルの言葉に笑顔で頷いた。ソラルは問題ないと得意げに言う姿勢に対して怪訝な表情で言ったのだ。

「申し訳ございませんが、お客様のお名前をお伺いしてもよろしいですか？」

ソラルの質問にカオスとイニド、そしてイドはすぐに名乗った。彼女はそれを聞いて大きく驚いた。そして、頭を下げたのだ。

「す、すみませんでした。まさか、カオス劇団の方々だとは」

何度も頭を下げるソラルにカオスは首を振り、彼女の手を両手で握った。イニドの方から冷たい空気が流れてくるのを気にせず、カオスは言ったのだ。

「大丈夫ですよ。僕たちは昨日ここに来たばかりなので、知らなくて当然です」

「は、はい」

ソラルは言った。

すると、今度はイドがイニドの首から腕を離し、口を挟んだ。

「それで俺たちは何をすればいいんだ？」

「あ、えっと……そうですね……」

ソラルは困ったようにうつむき、考え始めた。しかし、すぐに顔を上げて、3人を見ながら言ったのだ。

「……とりあえず、中へ入ってください」

ソラルはそう言うと3人をホールの中へと案内する。