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Aiと連載小説書いてみた17

AIのべりすとを使用して、毎週?毎日?連載小説書いてみました!!
(飽きたらやめる⟵ここ重要)


平和を望んだ魔王世界征服を始めました。

世界平和の劇(後編)

第三幕。

それは魔王カオスと国王との戦いだ。カオスが扮する魔王は彼の攻撃を避けてばかりで反撃すらしない。それを見た村人達は、魔王が攻撃しないことに驚いた。そして、国王に扮するイニドが魔王に語りかける。

「なぜ攻撃しない?」

すると、魔王はほほえみながら言う。

「私は誰も傷つけたくないのです」

国王はその言葉に目を見開き、剣を落とす。そして、膝をついた。

「私が間違っていた。魔族でさえ人を思う気持ちが持てるのだ。この私に持てぬはずがない。魔王、どうかこの私を許してくれないか?」

「もちろんです。私はあなたを許します」

「ありがとう、魔王よ。戦争をやめよう」

「えぇ、共に仲良くしましょう!」

そして、劇は終わりを迎える。最後は魔王の力により復活したイドとイニドが手を取り合って歌うシーンだ。

♪〜俺は全てを守る魔物だ

♪〜私は人間。しかし思いは同じです

♪〜共に手を組み

♪〜仲良く暮らしましょう

♪〜世界平和を望む全ての人のために

カオスは最後にメッセージを残した。それは彼が一番伝えたかった言葉だ。争いをなくし、和平を結びたい。

こうして劇は終わった。観客は立ち上がり、拍手を送る。中には声を上げるものもいた。それはブーイングではなく、歓声である。カオスはそれを聞いてぺこりとお辞儀をする。

「ありがとうございます。僕たちの劇を見てくれて」

そう言って深々とお辞儀をした後、顔を上げると拍手と歓声がさらに大きくなった。魔王カオスはほほ笑みながらステージ裏へと戻っていったのだ。イドとイニドも彼の後に続く。こうしてこの村での劇は終わったのだ。村人たちが観客席から全員出るのを見送った後、イニドとイドは掃除をし始めた。カオスが村長に代表でお礼を言いに行っている間に終わらせなければならない。

「イド」

イニドがふと小道具を片付ける手を止めて、長年カオスの近くで連れ添ってきた男の名を呼ぶ。

彼は舞台の床を雑巾がけする手を止めて答える。

「なんだ?」

「皆の前で演技ができましたね」

イニドはそう言って嬉しそうにほほ笑んだ。イドも笑いながら言う。

「あぁ、俺もおまえのおかげで観客を魅了できたぜ」

「カオス様の言っていたこと。人間はみんな優しい。まさにその通りでしたね」

「そうだな」

イドは舞台の方を見ながら言った。そこには村人たちが楽しそうに談笑している姿があった。イニドはその様子を嬉しそうに眺めて、そしてまた小道具を片付け始める。イドは疑問に思ったことを聞いてみることにしたようだ。

「でもさ、どうしてあのおっさん達が泣くんだ?」

イニドは少し考えるそぶりをしながら言う。

「きっと嬉しかったのでしょうね」

「嬉しい?何がだ?」

イドは本当に意味がわからないという顔をしているので、イニドは笑いながら答えた。

「自分で言うのもなんですが、私たちの劇がとても素晴らしかったのでしょう。それか、魔物と人間の間にも友情が育まれる素晴らしさを感じたのでは?」

その答えを聞いたイドは照れくさそうに頬をかく。

「おぉ、そうか」

イドがそう答えるとイニドはクスリと笑った。そして、二人は再び掃除を始めるのであった。

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