ハーブを差し木で水耕栽培で育ててみた
【育てるハーブ】
フレッシュローズマリー
→ 肉料理やポテト料理にピッタリ。リラックス効果があり、ポプリやアロマにも活用できます。レモンタイム
→ レモンの香りが特徴で、魚料理やハーブティーに最適です。タイム
→ 煮込み料理やスープ、ソースに。抗菌作用もあるため、風邪予防にも使われます。クリーピングタイム
→ 地面を覆う性質があり、観賞用としてガーデニングで人気です。ハーブバターにもよく合います。ハゴロモジャスミン
→ 強い芳香を持ち、ガーデニングやインテリアプラントとして人気。リラックス効果のある香りです。
水耕栽培の2週間スケジュール
Day 1(1日目):ハーブの準備と開始
ハーブの茎を切り、下の葉を取り除きます。
節(node)が水に浸かるようにセットし、透明な容器に水を入れます。
直射日光を避けた明るい窓辺に置きます。
Day 2〜4:水の交換と観察
毎日または2日に一度水を交換し、水質を保ちます。
pHのチェック:5.5〜6.5を維持。
まだ根は出ないので、変化がない場合も心配いりません。
Day 5〜7:根の兆しが見える時期
種類によっては、タイムやハゴロモジャスミンなどが早めに発根し始めます。
水が減った場合は足し水をします。
ECのチェック:この時点では肥料は不要ですが、ECは0.4~0.6 mS/cm程度が理想です(軟水を使用すると良い)。
Day 8〜10:発根が進む
多くのハーブで根が数ミリ伸びてきます。この時点ではまだ水だけで育てます。
根の色が透明〜白色であることを確認しましょう。黒ずんだ場合は根腐れの兆候なので、すぐに水を交換します。
Day 11〜14:肥料を投入する準備
ほとんどのハーブで2cm前後の根が出てくるはずです。
**2週間後(Day 14)**を目安に、液体肥料を投入します。
初期の濃度:ECを0.8~1.0 mS/cmに調整します。
TDS換算で400~500 ppm程度が目安です。
Day 14以降:液体肥料の使用開始と管理
液体肥料を入れたら、水をこまめにチェックし、肥料が多すぎないか確認します。
週に1回、肥料を追加して水質を維持しましょう。
根がしっかり伸びたら、2〜3週間後に土に移す準備を始めます。
土への移行のタイミング
3〜4週間目に根が十分育っていたら、土に植え替えます。
移植後1週間は日陰で管理し、ハーブが新しい環境に慣れるのを待ちます。