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みなも荘が終わった私の独り言

音楽への答えはどうなったの?

みなも荘が終わって、自分にとって音楽が持つ力の意味だったり、音楽をやっている自分への「なんで?」が一旦落ち着いて身につき始めたところです。

アルバム制作や、記録動画などなどやりたいこと・やれなかったことは山ほどあるんですが、私は音楽を含めた総合的な活動が好きだと思っています。

だから、今はなるべく色んな音の楽しみ方に触れようとしている気がします。チームワークとかめっっちゃ苦手(気を遣うくせに自己主張激しいから笑)でしか無いけど、軽音部でバンド組んで人と演奏作ってみたり、HipHopや重低音ロックとかあまり聴かないジャンルの友人のライブに誘われてみたり。
映画1本観るだけで色んな音を楽しめるし、人と話していてもそのときの音の雰囲気を感じるのも大好きです。

そんなふうに、「どんな意図を持って音が鳴っているのか」を沢山の場面で経験しておくと、それによって得られる効果だったり、他のシチュエーションでも再現できそうな雰囲気を考えることができるので、「音」という素材を自らがどう活かすか沢山アイデアをもらえる気がします。

音は、みなさんの居心地を変えられる大切な要素であることを最近とても感じます。動画を作るときはもちろん、プレゼンでメリハリをつけたいとき、あるイベントのBGMでつくりたい雰囲気や、曲で連想させる年代の幅など「場づくり」の仕掛けにつなげていけるのではないでしょうか。

ここでいう私の「場づくり」は、簡単に言ってしまえば

自分が歌っていることを許してもらえる空気だったり、

話したいことを話して帰れる友達との時間の組み方。それに

話すべきことを適切な伝わり方で話す緊張感

など、自分が誰かと過ごす上で本当に大切な想像力に私は感じるんです。
だからこそ、その空間を作り出す一つの役割として音楽を捉えると、自分が歌うことで「緩む」誰かの頑張りだったり、今日伝わってほしいことを五感で触れてもらえる「共有音程」だったりを自分が創り出せる力をもっている。

私は、「みなも荘で思いっきり歌う」ことがそこにいる人たちの吸う空気の一部になれると知って、「歌」を生き物として声に出せるようになった気がします。

「歌」を生き物として目の前の人に差し出すことを考え出した今、それはまさに私がずっとやってみたかった「理想の音作り」に近づいたようにも思うんです。

次は、「みなも荘を卒業した私のゆくえ」です。




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