ホークスジュニアアカデミー
ホークスジュニアアカデミー・ベースボールスクールの小学5.6年生の中で
「プロ野球12球団ジュニアトーナメント」に出場するホークJrチームを目指すための強化合宿に理学療法士の田代・渡邊がトレーナーとして参加。
熱中症対策トレーニングとメディカルチェックを行いました。
ホークスベースボールスクールでは理学療法士の他に元プロ野球選手や柔道整復師などのアカデミーコーチが野球の楽しさや技術を指導しています。
今回は強化合宿ということで理学療法士による野球技術を高めるためのトレーニングメニューなどの指導を行いました。
参加者は普段はそれぞれ別のチームで野球に取り組んでいる子ども達。
とにかく上達することに積極的で、貪欲に吸収しようという姿勢が伝わってきました。
今回のメニュー
・熱中症対策(症状や水分補給についての説明)
・ウォーミングアップ
・股関節トレーニング
・体幹トレーニング
・メディカルチェック
特に股関節のトレーニングを重点的に行いました。
最近の子どもに多いのが股関節の硬さ。これは野球に限らず多く見られます。
ほかにも肩、足首、胸郭の柔軟性の向上を目標にトレーニング。
両日共に夏日で気温が高く、事前にしっかりとした対策を行うことにより、
救急搬送にいたること無く、無事に合宿を終えることができました。
競技になるとレベルの高い選手達でも、体の使い方や柔軟性に課題のある選手が多くみられ、障害予防の必要性を感じました。
今回の自分達の役割は参加者48人の体調管理。
猛暑の中、まずは熱中症にならないように生徒ひとりひとりに声かけをおこない、
しっかり水分補給が出来ているか確認するのはとても大変で注意が必要でした。
もうひとつは怪我の予防につながるトレーニング。
痛みがありながら練習に参加している子どもがいます。
全てのケガを防ぐのは困難ですが、野球肘、野球肩など日頃のストレッチやトレーニングで防げるケガもあります。
こういったケガを少しでも減らせるようトレーニング指導や情報発信について、今後も取り組んでいきたいと思います。
(トレーナー田代・渡邊)