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student doctor

昨年10月~12月にかけて行ったstudentdoctor研修プログラム。
当院は福岡大学医学部のStudentDoctor研修施設に選定され、福大医学部5年生(StudentDoctor)が当院で2週間にわたり実習を行っています。期間中は順次学生が研修にくることになっています。

臨床実習に必要な知識・技能・態度が身に付いているかを評価する全国共通の試験に合格した医学部生が、指導医の指導、または監視下で厚生労働省が定めた医療行為を実施したり見学させるもので、当院でも患者様にご協力をいただきながら、次世代の医療人を育成するため実習を行っています。


研修最終日。

学生さんは指導医に対して自分の所見を発表し、アドバイスを受けます。
森谷医師からのアドバイスで印象的だったものをご紹介します。

学生「この患者さんは自転車で転倒されたとのこと。問診、撮影データなど様々な視点からこの所見としました(詳細は伏せます)」

森谷先生
「うん、そこまでは良くできてる。では、患者さんは

”なぜ転んだんだろう?”

気分が悪かった?めまい?てんかん?注意不足?  etc・・・。
今の診断はできてるけど、根本的な原因はまだわかっていないよね?
大切なのは

見えていない部分を問診の中から想像すること なんだ。」

診察時には見えてこなかったいくつものヒントが、ここでのアドバイスの中から見えてきます。学生さんも貴重なアドバイスが聞けたのではないでしょうか。

お二人とも研修お疲れ様でした!

当研修は、実習生が臨床現場で学びながら成長する重要な機会です。
今後も患者様には、人財育成のためにご理解とご協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

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