空を見て思ったこと
9月に入って急に寒い日が続いている。
月をまたいだ途端、こんなに寒かったっけ?
あれ?この気持ち、毎年感じてたっけ、、、
外階段でふと肌寒さを感じた時
こたつに入りたいなぁ。と実家を思い出した。
テレビを見ながらこたつで寝落ち、
気が付けば忍たま乱太郎が終わっている。
台所からは晩御飯をつくる音と食欲をそそる玉ねぎの焼けたニオイ。
ご飯を食べたらお風呂に入って、妹とゲームをしよう。
そしてまたテレビをみて、学校の支度をして寝るんだ。
また次の日が来て。。。
あれから20年。
遠い遠い過去の、何気ない日常。しかし鮮明に覚えている。
実家が好きだ。家族が好きだ。
裕福ではなかったけれど、何気ない話をして笑って、一緒にご飯を食べる。
あの頃に戻りたい。戻りたい。戻りたい。。。
僕にとって空を見上げることは、遠い過去を思い出すこと。
仕事の責任と将来の不安、自分が何者なのか分からず
頭の中が常にぐちゃぐちゃの僕にはいい意味でも悪い意味でも癒しなのだ。
前に進まなきゃ。いやだ。怖い。過去に戻りたい。全てを投げ出したい。
けど、それはできない。時間は進む。
薄明るい空も、、、、、もう真っ暗だ。
もうすぐ冬がやってくる。