3rd Placeは進化する
お仕事も家庭の切り盛りも鮮やかウーマン、村井真子さんからバトンを引き継ぎましたSatです。
私はこちらのコミュニティに関わり1年以上経ちますが、ここで得た経験や繋がりは本当に自分の人生を豊かにしてもらったなという実感ばかりです。
「してもらった」と受動態になってしまいますが、コミュニティの根底にあるプロティアンという思想は、キャリア自律、キャリアオーナーシップがキーワード。自分の中の衝動・自由意志の元に活動してきたからこそ、今があるともいえます。
ただそこにある3rdPlaceとしての場の引力が私が今感じている豊かさにつながっているのは間違いないと思います。
その引力の正体が何なのかと問われると、一つは「とにかく楽しい」ということ。
お互いに違っていることが素晴らしい・良いとされ、年齢や経歴に関係なく尊重し合う文化が醸成されている。(これは運営の中村さん、運天さん、水藤さんの姿勢が端を発していることはお気づきのはず)
違っている、という一方で、それぞれが自らのユニークな人生を生きるという価値観が共通していて、出会いからそれぞれの可能性の窓が広がっていく。この場だったら何かできるかもしれない、という期待を抱かせてくれる。そして話すうちに、一緒に実現したい未来が見えてくる。自然と協働し、実現行動が加速する。そして夢だと思っていた目標が実現していく。
なので引力のもう一つは「意味が感じられる」ということ。
とにかく楽しくて、意味がある。そんな場だと私は感じています。
社会学の言葉でゲゼルシャフト(機能体)とゲセインシャフト(共同体)というものがあるらしいです。
明確な目標があり、そこへのコミットが求められる組織。これはいわゆる会社組織で機能体ということになります。
目標達成も役割責任も緩やかな、居心地が良い組織。これはサークルなどの組織で共同体ということになります。
3rdPlaceはコミットこそないので、共同体でしかないのかもしれません。
しかし、私がMy 3rd Placeというコミュニティで感じたものはその定義以上の可能性です。振り返れば、ワクワクするような、数ある協働、プロジェクト、サービスがここから生まれました。
582名(8/10現在)という数字は無数にあるオンラインコミュニティの中で決して大きな数字ではないかもしれないません。
でも数値で測れないビジョンが広がっていくプロセスをこの場で私が体感したのは事実です。
そしてこれは何もコミュニティと言われる場所のみではなく、2nd Place代表格の会社組織の中でも稀ではありますが近年みられる現象なのだと思います。
さぁ、未来を予言してみましょう。
3rdPlaceと2ndPlaceの境目がなくなるかもしれない未来。
一人ひとりが自分の居場所を感じ、イノベーションを生み出し続ける組織。そんな進化系Placeが個人の周りに無限に広がっている光景。
ウェルビーイング社会のかたちは行政も企業もまだ模索途中ですが、そんなビジョンが私には見えてしまいました。
一緒にかたちにして行きませんか?
次は、優しい笑顔が素敵な平松正樹さんに、バトンをお繋ぎします。