ポン っと練習
真下にプッシュ
しかも地面10㎝上を意識して
乗り込み 一瞬で無駄なく力を加える
ふと思い出すのが 幼い子たちの走りや遊び
実は理想に近い
年を重ねるたびに 現代社会の生活習慣や学校での学びなどから
もともと持っていた自然体の走り 野生の走り
が失われていく
なので 練習はそれを幼い頃、もとに戻す作業となる
幼い頃 野山を駆け巡り 遊んだ経験が多い人のほうが運動能力に長けているのは このような理由もあるのだろう
走る練習には この幼い頃の遊びがヒントになる
真上から押して 瞬間的に力を加える
①夏の熱い砂浜を熱さに負けて裸足で走るイメージのアチアチマック式腿上げ
アチアチって地面に長く接することができない
でも進まないといけない
このイメージを持って マック式腿上げを20〜30m行い そのイメージを持ったまま少し流す
頭の中で アチアチ と呪文の言葉を唱えることが大切
②ケンケンパン や 池や沢の対岸に行くための石渡り(板渡り)イメージの フラフープ走
何か目標地点があると そこに乗り移る(自然と乗り込む) また 速く次に移ろうとするので 設置も短い(瞬間的な力)
ましてや 忍者のように池の上に浮いてる板をイメージして渡るとなれば より沈まないよう力は本当に一瞬 これもアチアチのイメージ
それらをイメージするために ミニハードル走などが適している
それをさらに 幼い遊びに近づけた フラフープ走をまずはじめはおすすめする。自分にあったストライド長のインーバルでフラフープを置き 乗り込むことやプッシュを意識して 走り抜ける
その時、板渡りのイメージを持たなければならない
長く地面に接していては沈んでしまう
それに慣れてきたら ミニハードルが良い ミニハードルには高さがあるので より10㎝上からプッシュのイメージがつく
③緩い下り坂走
乗り込む感じがつかめる
ただブレーキングしてしまうのでは意味がないので
真上からしっかりプッシュするイメージ と 恐怖心のわかない程度の緩やかな下り坂を探して練習を行う
④ロイター板での腿上げからウィンドスプリント
ロイター板は、安全のためにもバネのないやつで
あくまでも反発を感覚として掴むために
スタート時 その場腿上げを10回ほど行い(アチアチ)
イメージを残したまま ウィンドスプリントへ
その他
階段ダッシュも良い
上から乗り込まない限り上れないし、しっかりプッシュする必要があるからだ
雨天の室内練習には積極的に取り入れると良い
そして ここでさらにポイント
プッシュした時には、逆脚の膝がプッシュ脚の膝を抜けていなければいけない(ピュンにつながる)
これが 速い人と遅い人との明確な差となる