鬼滅から学ぶ 第十五話 那田蜘蛛山
「俺は行く!」(炭治郎)
「俺が先に行く。お前はガクガク震えながら後ろを着いて来な。腹が減るぜ!」(伊之助)
常に先進する気持ち 伊之助には
猪突猛進が体と心に染みついている
だからこそ 大きく成長していけるのだ
「意味の有る無しで言ったら、お前の存在自体、意味がねえんだよ!」
「さっさと状況説明しやがれ、弱ミソが!」(伊之助)
言葉は悪いが 行動しない鬼殺隊員へ伝えている
頭で考えることも大切だが
何よりも行動しないこと
そこに意味がないということを伝えている
あれをやりたい これをやれば
そう考えることは誰にでもあるし
誰にでもできる
でも 世の中で活躍している人は
冒険している
それを行動するかしないかで決まっている
「無理な話だ。鬼が人を食らう限りは」(義勇)
胡蝶しのぶから人も鬼もみんな仲良くすればいいのにと
鬼は欲を示すとすれば
人が欲求をむやみに求めるなら
人と欲求は仲良くはなれないということ
むやみな欲求に振り回されている限りは
人は人として幸福を得ることはできないことを伝えようとしている
欲に身を滅ぼしてはいけない
他者を幸福にできる欲ならば良いのだろうが
「否定ばっか、するんじゃねえ!!」(伊之助)
否定からは何も生まれない
その人の考えたり思ったりすることを聴くこと
傾聴から 信頼関係が生まれたり
創造が豊かになったりしていく
否定からは 相手の自己有用感が育たない
そうすれば 相手と協力関係の自分にすべて降りかかる
自信のない相手の行動は 無惨なものとなる
だからこそ 相手の話を聴き 尊重することから始めることだ
意見が対立すれば 第3の案をつくればいい