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Apple Watch Series 7からApple Watch Series 10へ

変更を決めた理由

2世代新しくなったチップ・広視野角OLED・さらに明るくなったディスプレイ・薄くなってケースサイズも大きくなった等

Apple Watch Series 7を購入したのは2年前、Apple Watch Series 8発売日であり両者を比較して大きな違いを感じなかったことが主な要因だ。
チップの名称こそ違えど、中身はほぼ同一。皮膚温度測定はそこまで必要性を感じず、高重力加速度センサーも必要性を感じなかった。Bluetoothのバージョンが違うと言うのはあったがそこまで大差ないと考えられていた。
Apple Watch Series 9で低電力モード時のバッテリーの持ちが良くなったりチップにも変化が出たり、少し魅力を感じつつ、特にApple Watch Series 7を使っていて不満を感じていなかったので見送ることにした。
そして今回のApple Watch Series 10を迎える。

左 Apple Watch Series 10 VS 右 Apple Watch Series 7

写真は前回の記事でも出したものだが薄くなった。こうして比べてみるとわずかな差だが薄い。これが装着感を一歩向上させている。
そして今回画面も僅かながら大きくなっている。

左 Apple Watch Series 7 VS 右 Apple Watch Series 10

今回、早々にApple Watch Series 7を手放したので実物写真での見比べにはできなかったが、スクリーンショットでの比較でもこの違いは感じられるのではないだろうか?
Apple Watch Series 7のスクリーンショットの周りの白枠部分がApple Watch Series 10で大きくなった部分だ。
中心の時計の大きさは変わっていないがコンプリケーションが見やすくなっているのがわかるだろう。僅かな違いではあるがこの違いが結果として大きく見える要素となっている。
これはApple Watch Series 9からであるが、明るさが2,000ニトに向上している。Apple Watch Series 10ではLTPO3を採用したことから視野角が広がっており、斜めから見た時の画面の明るさが40%上昇しており、結果これらが見やすさに繋がっている。

左 Apple Watch Series 7付属 VS 右 Apple Watch Series 10付属

これはApple Watchに限った話ではないが付属する充電ケーブルにも変化が見られる。ヨレにくい編みこみケーブルに変わっている。実は充電速度も向上している。
こうした違いからApple Watch Series 10への変更を決めたのである。

ミッドナイトからジェットブラック

当初ゴールドチタニウムケースにしようかと考えていたが、結果としてジェットブラックアルミニウムケースの購入となった。しかし、これは数日使っていく上で結果的に正解だったのかもしれない。

ジェットブラックアルミニウムケースとスレートステンレスミラネーゼループ

ミッドナイトアルミニウムケースの時と違い、ジェットブラックアルミニウムケースは一体感が素晴らしい。ぶつけて傷がつかないようにとか普通なら考えてしまうが、余計なものを付けずこのままの美をそのまま身につける方が正解だと感じた。
ゴールドチタニウムケースにしようと考えていたのは、硬くて丈夫がケースだけでなくサファイア前面クリスタルを使っている点にもある。(アルミニウムケースはIon-X前面ガラス)
だが、このジェットブラックの美がそんなものを消し去ってくれた。これでサファイア前面クリスタルを採用してくれるともっといいのだが…それは機会が来るまで待つとしよう。

サードパーティ製のミラネーゼループバンド VS Apple純正ミラネーゼループバンド

Apple Watchに限らずApple製品にはサードパーティ製のケースやバンドなどが豊富だ。だからこそApple Watch Series 7の時はスポーツバンドで購入してサードパーティ製のミラネーゼループバンドを購入して身につけていた。
価格的にも断然サードパーティ製のバンドは安くて豊富な一方で色が剥がれやすかったり、固定部分がおかしくなって外れやすくなったり、またエッジの処理がイマイチで着る服によっては袖の部分に引っかかってしまったりで、何度も購入し直している。
結果として、最初からApple純正のバンドを購入するくらいの金額を使ってきているので今回思い切って最初からApple純正のミラネーゼループバンドを購入した。
これが見事な仕上がりであり、高級感を演出するだけでなく、エッジの処理もしっかりしており引っかかると言うことは今の所一切ない。高いだけのことはあると感じる一品であった。

出来ることが増えたApple Watch Series 10

Apple Watch Ultra2に備わっている機能の一部がApple Watch Series 10にも加わり、そんな使い方をする機会は無いかもだけど、付いているならそれはそれで楽しみが増えて何よりではないかと思っている。
今回は特にApple Watch Series 7からの変更なので皮膚温センサー、高重力加速度センサー、ハイダイナミックレンジジャイロスコープ、水深計、水温センサーが加わっている。
このうち高重力加速度センサー、ハイダイナミックレンジジャイロスコープについてはそこまでの性能はないもののついていた機能ではあるがより高度なセンサーがついたので、検知できることも増えていると考えるべきだろう。
個人的に睡眠時無呼吸の通知は凄く気になっていた機能であり、また呼吸の乱れなども計測できるようになっていたり、そこまで重要視していなかった皮膚温センサーも体調の変化を知る上で役に立つ可能性があるかもと思わせてくれる計測をしていることを今回実感している。

より、時計らしく…

常時表示が出来るようになった時に時計らしくなったなと思ったものだが、今回はそのさらに上。今の所対応する文字盤は2つしか無いが遂に秒針も表示できるようになった。
些細なことだがこういった変化は身につける上で重要であり、やはり時計であるからには少しでも時計らしくあるべきなのだと言う典型的な表現なのだ。
安く無いものだからこそより出来ることも優れたものである必要がある。

結果、変更して正解だったのか?

どうしてもこの手の製品は年々進化していくものであり、何を持って変更するかを決めるのは各々の考え方によって変わるものなので難しい側面もあるが、個人的には正解だったと感じている。チップも新しくなったことでよりキビキビと動いているし、ストレージ容量も上がっていて、今後の使い方をそれに伴って変えてみるのも面白いかもしれないと感じている。
何より身につけていてこれまで以上に頼もしい製品であり、今後の進化も楽しみな製品である。
何かの参考になれば幸いです。

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