カウンセリング時の「メモ」。注意点は守秘義務だけではない。


2020年2月27日㈭です。今回は「メモ」についてシェアさせて頂きます。

対話でのカウンセリング時にメモを活用する事について確認しておきたい内容です。

早速参りましょう。フュ~イゴ~👇👇


カウンセリングとメモ

メモは、クライエントが語った事を記録しておくためのものです。
メモを有効活用することで、同じ事を聞き返して何度も確認をする手間を省く事ができます。

クライエントが「何度も確認をしてほしい」と望まない限りはメモをとることをオススメいたします。

もちろん、メモはクライエントの情報ですので、「守秘義務」が課せられます。取り扱いには十分慎重でなければなりません。

👆カウンセリング時は、メモを活用してもよいのですね。なんか失礼なような気もしますが、クライエントの了承があれば確かに有効ですよね。



【メモをとる事を伝える】

カウンセリングはクライエントが中心となって進みます。そのため、メモをとる事にも同意を得てください。

👆そうですよね。何も言わずにサラサラとメモを取られたら嫌な気分になりますよね。

「話した内容を確認しておくために記録したい」という意図をクライエントに伝えればイヤな気分を与えずに済むでしょう。

👆単に「記録させてください」だけだと、「え?何をするための記録なの?どこかにデータとして公表されちゃうのかな?」という心配されかねないですもんね。

また、メモを見せないようにコソコソと記録していると不信感を抱かれる恐れがありますので、クライエントも見えるように記録するのが望ましいでしょう。
そして、稀にメモをとられる事を嫌がるクライエントもいますが、この場合「なぜイヤなのか」ヒアリングしてみましょう。
もしかしたら、クライエントを深く知る手がかりになるかもしれません。

👆そうですよね。コソコソはよくないですよね。メモをパソコンでとる場合も画面はクライエントに見えるようにしておきたいですね。
メモをとる事に「イヤ」と言われたら、「そうですよね。」と共感するだけではなく、「なぜ、嫌なのでしょうね」という部分をヒアリングしてみる事でカウンセリングの手がかりになるかもしれないのですね。
勉強になります。😁


【メモをとる事に集中しない】

メモばかりに集中してしまうと、クライエントの様子や雰囲気を察知できなくなるので注意が必要です。

会話の裏に隠れた本音は態度や表情に現れる事がありますので、見逃さないように気をつけながら、要点を絞ってメモをとるようにしましょう。

👆はい!😁👍



【まとめ】

対話でのカウンセリング時はメモの活用が望ましい。

ただし、クライエントの了承を得ること。

コソコソとメモをとらず、クライエントの表情、仕草を確認しながら要点を絞って記録する。

👆僕は昔、カウンセリングではないのですが、電話先でカチャカチャとパソコンで会話の内容を記録された事がありました。

なぜ記録するのかを告げられなかったので、とても不安な思いをした記憶があります。

こうならないためにも、しっかり事前に伝える事がとても重要なのでしょうね。


と、いう事で今回は以上です。

最後までありがとう。

いいなと思ったら応援しよう!