不登校で苦しむ保護者。教師の限界。
2020年5月1日㈮です。今回は不登校で苦しむ保護者についてと、教師についての内容のシェアになります。
不登校訪問支援カウンセラーが気をつける事をチェックしていきましょう。
フュ~イゴ~👇👇👀
【不登校で苦しむ保護者】
不登校で悩んでいるのは、児童・生徒だけではありません。
保護者も様々な心情を抱えて、子供にどう向き合えばいいのか悩んでいます。
不登校訪問支援カウンセラーは、児童・生徒の支援だけでなく、周囲の大人、特に保護者についても支援を提供していきます。
不登校の子供を持つ保護者の心理としては、
「今日は学校に行ってくれるだろうか。」「明日は学校に行ってくれるだろうか。」と考え、いかない現状に落ち込み、解決策の見つからない事で途方にくれてしまう事があります。
また、周囲から
「親のくせに学校に行かせることも出来ないのか」
「親のしつけが悪いから学校に行かなのではないか」
という心無い反応に深く傷つき、保護者自身も「自分のせいで学校にいけていないのではないか…。」という思いに苦しむケースもあります。
このように、不登校支援とは、不登校になった子供にばかり注目しがちになりますが、保護者の苦しみを理解し、気持ちに寄り添った支援が必要になります。
つまり、不登校訪問支援カウンセラーが不登校問題に介入する時は、子供に学校に行くためのエネルギーを貯めてもらう環境を整える事が重要です。
その環境を整えるためにも保護者自身の安定は必要になりますので、保護者への理解も必須なのです。
そのため、訪問支援カウンセラーは、親としてあるまじき言動が見られたとしても、頭ごなしに批判したり、強制しようとするのではなく、子供のためにどうするのが良いのかを一緒に考える態度が欠かせません。
【学校教師の現状】
近年では、教師の質の低下が問題視され、質を向上させるためにも、教師は様々な研究や研修に多くの時間を割かなくてはいけなくなりました。
そのうえ、教師は増え続けている不登校児童・生徒のために、学校に来やすい環境を整える作業に追われています。
例えば、家庭訪問に足を運んだり、宿題を準備する等にも時間をかけています。
そのため、教師は時間的な余裕が持てず、精神的に追い込まれ、教師がメンタル疾患を患う事も増えてきております。
自分のクラスの不登校児童・生徒のために一生懸命な取り組みを行なっても限界があり、結果に結びつかず、教師も疲れきっている現状があります。
不登校訪問支援カウンセラーは学校関係者ではないので、子供や保護者から教師や学校のの悪口を聞かされる事もあるかもしれませんが、
このような背景があるため、子供や保護者と一緒に教師や学校の悪口を言うのは避けなければなりません。
教師や学校のへの不満をしっかりと聞きつつも、中立的な立場で接する事を心がけましょう。
【いじめの影響】
近年では、直接暴力を振るうのみだけでなく、インターネットを使ったいじめも増えてきております。
特にインターネットを使ったいじめは発見が難しく、不特定多数の人物に広まりやすいという特徴があり、問題視されています。
いじめを受けた側の心の傷はとても深く、子供が学校に行けなくなる心理を深く理解し、寄り添う支援が不可欠です。
いじめの内容がひどい場合には「24時間子供SOSダイヤル」や「チャイルドライン支援センター」など専門機関に相談するようにしましょう。
【まとめ】
✅子供を支援するためには、周りの大人も支援する必要がある。
✅教師の多くは「教育」にベストを尽くしてくれている。
✅不登校訪問支援カウンセラーは、学校側と家庭側の中立的な立場である事を忘れない。
👆感想。
不登校で本当に苦しいのは、実は「親」なのかもしれないと思いました。
特に不登校を理解出来ない親は、子供を理解出来ない苦しみと、周囲からの冷たい視線にさらされる感覚に深く傷つくのではないかと思いました。
はい。いかがでしょうか。
今回はこちらで以上となります。
よろしければコメントもお待ちしております。
最後までお読み頂いてありがとうございます。