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ついに主体性がメーターを振り切った⁉️本当はめちゃくちゃ深〜い委員会活動‼️

「先生,来月の研究授業は何年何組ですか❓」
「2年○組で,5時間目にあるけど,どうしたの❓」
「わかりました。2年生は旧校舎なので,コンセントが後ろにないですよね❓ではその日の昼休みに,ビデオカメラと三脚,あと延長コードも必要だと思うので用意しておきます‼️」

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 前任校で,私は視聴覚機器・情報機器の主任をしていたことがあります。なので,必然的に委員会は放送委員会を担当していました。これは,当時委員長を務めていたYくん(6年生)と私の会話です☝️研究授業当日,彼は昼休みに充電したビデオカメラ📹と三脚,延長コードを2年生の教室に持ってきて,完璧にセッティングしました。貪欲に自分のできることを探して積み重ねる彼を見ていると,自分も頑張らなきゃって思えてきます‼️つまり,彼は委員会活動を通して先生にもパワーを分けてくれるスーパーな存在だったことになります😆☀️カッコよすぎ🤣

✅委員会活動は,学校の色を作る・・・

 私は,委員会活動がとても活発な学校と,そうでない学校とどちらにも勤務したことがあります☝️どちらが良いかを比較したいわけではありません。それは一長一短があり,どちらがその学校に一番良いかは一概には言い切れないからです。しかし,どちらにも勤務した経験から感じたことやわかった事をお話したいと思います✨

✅活動の量と子どもたちの様子を比較すると‼️

例えば,一般的に放送委員会と呼ばれる委員会の活動を比較してみると☝️

A【活動が多い学校での常時活動】

週に一回担当がきて,朝の放送アナウンス,朝の音楽を流す,朝の学習開始のアナウンス,20分休み終了の予鈴を鳴らす,20分休み終了のアナウンス&手洗いうがいのアナウンス,給食の音楽,献立のアナウンス,給食終了のアナウンス&他の委員会等からの連絡,昼休みの終了の予鈴を鳴らす,昼休み終了のアナウンス&掃除開始のアナウンス,掃除の音楽を流す,下校の音楽を流す,帰りのアナウンス

B【活動が少ない学校での常時活動】

2週間に一回担当がきて,給食の献立アナウンス,給食のお昼の音楽を流す,給食終わりのアナウンス,、、、、、、、だけ。

 これだけの違いがあります✨最初の会話は,もちろんAの学校で2年間放送委員をやっていた子とのやり取りです。Bの学校では,こんなやり取りはほぼ生まれません。放送委員会以外でも,体育委員会は毎日休み時間ごとに運動場の倉庫からボールの出し入れしたり,広報委員会は毎週ポスターを更新したり,とかなりの活動量がありました。慣れるまでは自分の当番の日,はっきり言ってずっと委員会のことを考えてないといけないくらいです😣

✅活動量が多いということは,当然・・・

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 子どもたちがたくさん活躍できて,しかも成長するなんて素晴らしい‼️✨どんどん委員会の活動を増やしていこう👍・・・と,すぐに考えるのは短絡的すぎます。これだけの活動量を子ども主体で進めるには,当たり前ですが教師の負担がハンパなく大きくなります😣放送委員会の例に戻りますが,「放送室の鍵がない」とか「○○さんが,サボってます」とか「機械の調子が悪いです」といったトラブルが事が全て担当の先生のところにきます。当然ですが,どの先生も担任をしているので自分の学級だってあるわけです😆💦私が放送を担当していた時でも,何度も放送室へも顔を出しながら一日を過ごすことだって珍しくない状態😰正直,何でやねん‼️授業の準備したいねん‼️クラスの子と関わりたいねん‼️と憤ったこともありました。やっぱり自分の学級経営に力を注ぎたいって思ってしまいます😖どの委員会の担当になっても,負担は大きいわけで,このように授業や学級経営に費やす時間と労力が減ってしまうのは,避けられません😱もう少し踏み込むと,どうしても一部の先生に負担が偏ってしまう傾向があります。

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✅活動量が少ないと,どうしても・・・

  ならばいっそ,活動を大きく減らしたどうか⁉️それはみなさんお察しのように,子どもたちのモチベーションや責任感は高まりにくい面があります😰💦やりがいもなかなか感じられず,やらされてる感が満載で活動していると,それを見ている在校生はキチンとその雰囲気を感じ取ってくれます😣その空気が蔓延し始めると,いざ高学年になった時に「仕事が少なくて楽な委員会」を選びたがるようになります。教師は仕事量だけを考えればこっちの方が楽です🥴しかし,学級経営や授業準備等に使える時間が増えるので,その部分に関しては一概には良いとか悪いとか言い切れませんね😣委員会の常時活動については,基本的に定められていないので,なんとも言えません😵‍💫💦

✅エンディング✨

 どちらの学校にも勤務した私の考えは,委員会活動は多い方が子どもたちの頑張ってる姿を在校生が毎日たくさん見られるので「学校の現状をキチンと見定めた上で,出来る限りの範囲で活動量を確保する」がいい,というものです。また,高学年の担任をしながら間違いないと思うのは,「委員会活動を全力で頑張ってる子は,授業や普段の学校生活も頑張れる」ということです。委員会活動での頑張りや自信が,学級での活躍や学習意欲にも大きくつながります。それが最終的に,見えないけど学校全体を支えていく力になっていくんだと思います☝️✨最後はやっぱり自分に返ってくる‼️時間と労力をかけて遠回りした分,返ってくる力もやっぱり強い👊たかが委員会,されど委員会。実は学校の全体像を影で支えている大事な活動の一つ,ぜひとも大切にしていきたいですね👍

😊今日も最後までありがとうございました😊

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現役小学校教諭14年目&2児のpapaが教育現場で使えるピッチピチの実践や子育てで感じたことを毎週ハートフル💖に発信してまいす🌟興味のある方は,過去の記事も覗いてみてください✨👍

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