【SKUプロジェクト】意図と意義
昨日より
私の管理ショップにて
SKUプロジェクトがスタートしました。
ショップ側のUIが大きく変わっていたので
初見、相当焦りましたが
半日いじり倒してシステムが理解できたので
初期設定について解説をします。
とその前に
SKUプロジェクトの意図について
詳細はこちらから。
配送認定ラベル(Yahooで言うところの優良配送)を獲得するためには
SKUプロジェクトの初期設定がまずは最低条件となります。
最も大きな壁としての365日毎日発送という点は
色々と基準が変わっていってますので
今後の動向を注視しましょう。
RSLに対応することが最も手っ取り早いようですが
全てのショップがRSLに対応できる商材ばかりではありませんので
(私のショップでも現状RSL対応が厳しく対応を検討中です)
・そもそもRSL目指してない。
・配送認定ラベルに興味がない。
・弊社商材では対応できない
そのようなショップさんも多数おられることと思います。
このSKUプロジェクトの目玉は
配送認定ラベル獲得の云々ではなく
ショップの売上へと繋げることができる
売上アップへの可能性を秘めた施策だと思います。
・これまでできなかったマルチ価格
・バリュー割引の実現
(1個1000円、2個1900円、3個2700円など)
・商品ページを跨ぐと転換率が下がる
・販売の集約
こちらを改善・解決することができる施策だと思います。
これまでは
1商品ページ=1プライスでした。
例えば
Sサイズ 2000円
Mサイズ 2100円
同じ柄なのに価格が違うと商品ページを2つ用意する必要がありました。
しかし、
SKUプロジェクトを活用することで
このように
1つの商品ページで
さまざまなバリエーションと価格を
提案することが可能になりました。
これを行うことにより
・販売の集約
・商品スコアの集約
が可能になります。
具体的には
A商品Sサイズ スコア50点 検索順位40位
A商品Mサイズ スコア45点 検索順位45位
A商品Lサイズ スコア30点 検索順位120位
3サイズ展開をしていたA商品は
検索順位がなかなか伸びず
A商品の検索順位は40位が最高で
なかなか検索順位が上がっていきません。
このようなA商品の場合、
SKUでまとめて販売をすることで
A商品SKUマルチ スコア100点 検索順位1位
これが実現するかもしれません。
サイズ展開はないよ
そのようなショップさんに
お勧めするのは
バリュー割引です。
これまでのバリュー割引は
クーポンで設定する必要があり
その訴求が不十分であった点も感じられました。
買い物かごでこのように表示されるとどうでしょう?
1個買おうと思ったユーザーさんが
このように
アップセル(顧客の単価を向上させる取り組み)が容易にできます。
このアップセル対策だけで
十分に価値が高いです。
なので
SKUプロジェクトには
積極的に参加して欲しいです。
次回更新では
SKUプロジェクトの初期設定について
触れていきます。
なかなかに手間ですw
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