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時代変化と共に知識労働者層自体も変化をする!?

「100年前の知識労働者」と「現代の知識労働者」は、その時代時代によって異なると思う。100年前はパソコンはここまで普及していないのだから、働き方、求められる知識も異なって当たり前でもある。

だとすると、未来においてはどうでしょうか?

今、知識労働者ともてはやされたとしても、これだけ時代変化が激しければ、2年や3年経つとどうなるでしょう?

このことは一個人においても重要なことでもあるが、一国の衰亡に関わっているようです。

『中世・ルネッサンスのヴェネツィアも古代ローマも、与えた影響力については各段のちがいはあるが、いずれも一千年間つづいたということでは共通している。そして、この二国の衰亡の要因の一つに、知的エリートたちの人口の減少があげられることでも共通しているのである。知識人の数が減った、ということではない。頭脳を使うことで生産性を向上できる種類の職業につく人びとの数が減少した、ということだ。』(再び男たちへ 塩野七生)

これには、下記のようなことが考えらえると思います。

1)既存の働き方が根付いてしまって、時代変化に対応ができない社会自体になっていた。

2)衰亡期には国家レベルでの問題を抱えており、一個人で生産性向上を努力しても報われなくなってしまい、努力がなされなくなった。

『頭脳を使うことで生産性を向上できる種類の職業につく人びとの数が減少』すれば、国家の税収に影響を与えることなので、国会衰亡するのは当然の帰結ではないでしょうか。

今現在も、AI時代や世界の情勢を考えると似たような状況下にあるのように思えます。気づいたらやるしかないですよね。

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