『MAD』2巻

崩壊した地球！
見渡す限りの砂漠！
跋扈するエイリアン！
逃げ込んだシェルター！
仕切る謎の軍人！
ヤバい地下の扉！
その向こうでは、エグい人体実験が！！！

イエェェェェーーーーーイ！！！

このあらすじで「ぜってえ面白くなるじゃん」と思うことはちゃんとやってくれつつ、「えっ、マジで！？」となる意外な展開も用意されてて、なんつーかサービス満点でした。

最高！

実は１巻の段階ではまだどういう漫画なのか判別がつかなかったんです。
その理由は「絵がカッコ良すぎる」。
アメコミぽいつうか、バンド・デシネっぽいつうか。
「オシャレ外国漫画」感が醸されているので、こういう舞台でのもっと哲学的というか宗教的というか、なんつうかムズカシイ「そっち系」の漫画として楽しむべきなのかわからなかったんですが、2巻読んで思ってた以上にジャンル漫画してる部分もあって。
これは「イエェェェェーーーーーイ！！！」でいい漫画なのでは！？となってテンション上がってしまいました。

登場キャラクターの「ぶっ壊れっぷり」も想像以上にイカれてるやつが多くて楽しい。
（最後の方にちょこっと出てきた「適合者」の分隊みたいな連中の会話すげえツボ。あそこの会話大好き）

こーれは面白くなってくるんじゃないでしょうか？
続きが楽しみです。ワクワク。

あと登場キャラクター紹介のノーマンのとこの説明が最高。

そう。これでいい。これがいい。