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『タワーダンジョン』2巻
いやー、楽しい!
読んでて超楽しい。そして描いてる作者も超楽しそう。
感想としてはそれに尽きると思う。
個人的な嗜好として最近流行りの異世界転生物とかの「異世界ファンタジー」ってそんなに好きではないのです。
その理由は「みんながよく知ってるアレよ、アレ」みたいな感じで、その作品の舞台になる世界観をふんわりした「よくあるそーゆーの」で説明しちゃってるような印象があって。いやいや、一番面白いのはそこじゃないのかって思っちゃうんですよね。なんちゅうか省エネ感というか、他人の褌感というか。
その点、弐瓶勉はもう「俺の考えた世界観どう? 良くない? 良くない? このバケモノの造形とかチョー良くない?」みたいな無邪気に楽しんでる感じがあって、読んでてこっちも楽しいっす。
絵柄や会話の温度で一見洒落てるようにも見えるけど、実際はいい意味でバカみたいなお話だとも思うし。このバランスは絶妙だなーと思いながら楽しんで読んでます。
唯一不満があるとすればキャラの名前が覚えられん。意外とキャラ多いし全員「それっぽいカタカナのなんか」みたいな名前なんでよくページ戻って確認してる。なので登場人物表付いてるの地味に有り難かったりする。
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