![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/164577658/rectangle_large_type_2_496bdfbc3e62b5bfea89a07b1196274d.jpeg?width=1200)
『住みにごり』7巻
面白い!!!
「まぁこんな感じでこうなっていくのかな~」が全く通じない感じ。
そういう簡単に思い付くような展開にはならない事によって発生する「これは今、何漫画でどんなシーンを読んでるんだ俺は」ってシーン造りがエンタメとしてもうますぎるし面白すぎる。
正直、父親のエピソードの時点で「エンディングの修羅場から漫画冒頭で主人公が見た光景に繋がる(兄貴じゃなくて主人公がやっていた)」みたいな終わり方を予想していたんだけれど、そんなのやっぱ全然浅かった。
ちゃんと新章が面白い。
「引き出し屋」の連中がただのやられ役で「こんな引きこもり見たことなーい」みたいにぶっ飛ばされるだけかと思ってたら、ちゃんとキャラ立ってるうえにしぶとい。
「野球部の上下関係」がそのまま持ち込まれてる職場っていういやーなリアリティがある設定もいい。
そのうえで更に今後も物語に絡むうえに世界観の広がりも見せそうで。
「家族だけで完結させるお話」にするにはもう人数が足りないとこをちゃんと補いつつ、ちゃんとお話的にも必要な形で合流してるのがすげえ良く考えられてるなぁと。
いやー、面白い。
![](https://assets.st-note.com/img/1733404750-Pl4pQgxqjX3nk9ObyCVJosKN.jpg?width=1200)
どれもこれも一筋縄ではいかなそうで、特に今までは「家族の中で実は一番なんにも知らないヤツ」というポジションだった主人公が、ちゃんと掘られてて、そのうえで単行本ラストのアレ。
更に奥に、ダークに、面白くなっていきそうでたまらんです。
続き早く読みたい。
![](https://assets.st-note.com/img/1733404981-boELGf0VgCw6Qtuj9r1Ol2TM.jpg?width=1200)