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『僕が死ぬだけの百物語』3巻
最新刊でもないし「読みました」というだけのメモが主で。
最近ホラー短編漫画よく読んでるんだけど『僕が死ぬだけの百物語』は怖さもイヤな感じ感も一番ちょうどよくて好き。
本当に「ちょっといい話」も幾つかある中で「いいことしたのに悪い結果になる」も混ざってるバランスがすごくいい。たまらん。
ハートウォーミングな結末ばかりではつまらないし、「どーだ? 最悪な結末だろう?」っていう作者のドヤ顔オチばかりになるのも、結局ただのルールになってしまうからつまらない。
やっぱり短編ホラーはルールが曖昧で最後の1ページを捲るまでどっちかわからないのがいい。
たぶん現実もそうだから。
そういう意味でこの漫画のバランスは一番好き。本当にサイアクなのはサイアクだし。ああ嫌だ嫌だ。
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