褒められるとうれしいこと

子供の頃から「髪」と「足」をずっと褒められていまに至ります。「髪が黒くて艶々」は、もうすぐ80代にも関わらず、床屋に行かないといけないほどフサフサな父の遺伝、「足が長くてきれい」は、盲腸の手術で当時で言う看護婦さんに、麻酔が切れた後にいきなり褒められたスタイルの母の遺伝です。いただきものなので「ありがとうございます。親に感謝ですね」と答えます。

同じく子供の頃から「〇〇博士」「物知り」と言われ、「うみかめさんなら知っているかと思って」や「何でそんなことまで知っているんですか?」ともよく言われます。これは好きなことやものに対して自然にそうなっただけで、それが昆虫の種類だろうとExcelの使いやすいフォームだろうと「好きだからですよ」と答えます。

親からいただいた先天的なものより、好きを突きつめてそうなった結果より、子供の頃にうまくやれなくて、それがとても哀しくて辛かったので、努力したり試行錯誤したりして身に付けた力に、気付いてもらえることがいちばんうれしいです。なので「素直だね」「誰とでも話すし仲良くなれるね」「コミュニケーション能力が高い」って言われると、褒められた!と思って「ありがとうございます」としか言えなくなる自分です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?