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「すみません」という口癖を直したら世界が変わった

みなさんこんにちは!
ショーゴです。

以前のnoteで僕が小中学校いじめられていた時の話をしたことがありますが、当時の僕は他人との距離感を取るのが苦手でかつ見た目で苦手意識を持ってしまう傾向もあり、壁を作ってしまうがゆえにいじめられることにも繋がっていたと思います。

そのときからいつの間にか口癖になっていた言葉が「すみません」でした。

今回は「すみません」という口癖が生み出したマイナスの結果と、口癖を直してからの変化についてまとめてみました。

すみません=ネガティブ

いじめられていた当時、僕は何が理由でいじめられているのか全くわかっていませんでした。
と同時に、最初は表立っていじめてくるグループに対して持っていた恐怖感が次第にそのほかのクラスメイトにも芽生えていきました。

「みんな僕のことが嫌いなんじゃないか」

そう思い出したら、少なからずこれ以上表面的にいじめてくる人が増えて欲しくない、嫌われたくないと思うようになり、クラスメイトからちょっと話しかけられただけなのに「すみません!」と無意識に口に出していました。

そこから口癖のようになってしまい、友達と普通に会話している時でもちょっとマイナスな空気感を感じ取っただけですぐに「すみません」と言ってしまったり、別に自分が悪くない時でも、何か手伝ってもらった時でも「すみません」と言うようになってしまう始末。

その頃、僕は周囲から「ネガティブな人」というイメージがつき、クラスメイトから距離を置かれるようになってしまいました。

自信なさげ=任せてもらえない

すみません、が口癖になってしまったことでもう一つ起きたのは「役割を任せてもらえなくなった」ということ。

何もしていないのに「すみません!」と言ってしまう僕は周囲からどこか「自信なさげ」に見られていたのだと思います。クラスの委員や生徒会のイベントなど、ちょっとやってみたいなと思ったことに勇気を出して手を挙げても「やめといた方がいいんじゃない?」と暗にやらない方向に誘導されることもありました。
今の自分なら分かるのですが、周囲からすれば自信がない人に役割を任せるのは怖いことですよね。

できるかできないかは別にして、やりたいです!と明るく前向きな人の方が任せてみたくなるものだと思います。

僕の場合、社会人になって1社目で厳しい環境に置かれたことがきっかけで半強制的に口癖の克服に至りました。
仕事を取っていくために無理にでもポジティブに振る舞う必要があったこと、すみませんと口に出したもんなら上司に激詰めされたので自分が悪くない時は口が裂けてもすみませんと言わなくなりました。
ちょっとショック療法的な感じではありましたが、今思えば結果的にあの環境でよかったと思っています。

ありがとう=自分もみんなも笑顔になる

「ありがとう」か「ごめんなさい」のどちらかにする。

これが「すみません」という口癖をやめた僕が心掛けていることです。

これまで何か助けてもらった時に「すみません。」と言っていた場面を「ありがとう!」に変えると、僕も相手も笑顔になり、心の距離が近づくのを感じました。不思議なもので、そこから気持ちもどんどん明るくなり、活動的にもなっていきました。

結果として、ありがとうと口に出す回数が増え、言葉の選び方一つを変えただけなのに、周囲から「ポジティブ」「気持ちの良い人」と言って頂けるようにもなりました。

実際、この口癖が抜けたのは20代後半だったので、かなり長い間すみませんと言う口癖によって機会を失ってきたんだろうなと今考えれば思います。
でも、そこから取り返すかのように「ありがとう」がきっかけで仲間ができたり、新しい機会にも恵まれて今に至っているので本当に良かったです。

言葉は言霊と言いますが、まさに僕自身が実感したエピソードでした。


口癖の克服後、ありがとうに限らず「言葉のチョイス」にはいろんな場面で気を遣うようになり、今の仕事(人事・顧問業・研修講師・カウンセリングなど)の様々な場面でも活かされています。

もちろん言葉だけではなく、実際に体現することが大切ではありますが、言葉が持つパワーは自分にも周囲にも、プラスにもマイナスにも働くのでこれからも意識していきます。
みなさんにもつい使ってしまう口癖ってありますか?

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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