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【格ゲー日記】~EVOい春がやってきた~ 2023年EVO JAPANに参加したよ。の巻
2023.3/31(金曜日)に東京ビッグサイトにて開催されたEVO JAPANスト5部門に格闘ゲーマーの端くれとして参加してきました(有休をつかって)。
さて、気になる順位は…
![](https://assets.st-note.com/img/1680523126768-zFLIAb8dLW.png?width=1200)
予選プール落ちです。
本当にありがとうございました。
今回の成績に対して客観視して一言つけるなら「んっゴミ!」といった具合です。
自分よりも順位が低い方がいるのは理解してる上で書いてます、もちろん他意はありません。
普段やってる量に対しての結果を顧みた評価となります。
言い訳がましい内容になってしまうのも重々承知の上です。
大会の運営に問題があったとか、他の参加者がどうたら~といった意図はないので気分を悪くしないでくださいね。
前置きはこのくらいにして自己分析に入ります。
実力が「10」ある人間が大会で「8」しか出なかったり、「13」出たりするのは時の運やコンディションコントロールのブレの範囲として許容していいと思います。
問題は本大会において自分の実力を「10」とした場合、「5」くらいしか出てないんじゃないか?という自覚があります。
※結果である「5」こそが本当の実力と見るかどうかという話はまた別として。
では、なぜ「5」になってしまったか考えると、まず最初に思い浮かぶのは『プレステ環境に対するモチベーション』です。
『プレステ環境』について細かいところまで話すとキリがないので端的に説明すると「プレステ版スト5には入力ラグがあるため、PC環境で慣れているプレイヤーはいつものような動きはできませんよ」ということ。
特に相手の〇〇を見てから△△で対応する。といった相手の動作に対してカウンターを狙うようなプレイは難しくなります。
もちろん、この環境は相手プレイヤーも同条件なのでそれに対してとやかく言うつもりはありませんし、私も事前にプレステで大会が行われていることを承知の上でエントリーしています。
結果を残すための事前にできる準備としては、大会までに自宅やオフ対戦会でプレステを用いた対戦に慣れておくことが求められると思います。
このPC版に慣れたプレイヤーがプレステ版のスト5をプレイするということは、練習というよりもやっている感覚としては修行です。
この普段のPC版でできてることが難しくなる(あるいはできない)修行を大会のためにやらなきゃいけないとは思いつつも、あまりにも苦痛な修行を私の身体と精神は最後まで耐え続けることができませんでした。
※我慢して続けていたらスト5の事を嫌いになってしまいそうで…
![](https://assets.st-note.com/img/1680595775240-v2iCSPWBI8.jpg)
ちなみにゲーム用のPCを買ってウキウキの気分で書いた記事はこちら↓
※読まなくていいです
大会当日ではそんな準備不足が見事にモニター画面に映し出されたかのように、相手プレイヤーのナッシュが放ったソニックブームに対して私は弾抜けの崩山斗で対応しましたが反応が間に合わず、ソニックブームに対する弾抜け自体は成功しましたがナッシュ本体は崩山斗をガード。
そこから反撃確定されてダメージを奪われます。
この時、私は崩山斗を入力した地点で「これヒットまで間に合わないな、でもプレステだから仕方ない」と諦めつつ崩山斗を入力してしまいました。
改めて考えれば、間に合わないならば崩山斗は諦めて次のチャンスを窺うべきであったのは間違いないでしょう。
ただ、現実ではモチベの低さから試合終盤まで集中力が足りずにズルズルと不利な状況になっていき、そのまま状況は覆らずナッシュ使いの方に負け。
その後はまた別のネカリ使いの方に負けて予選プール敗退です。
負けてすぐはあまり悔しい気持ちはなく「今回はPC版じゃないし仕方ないか~」という軽い気持ちで会場にいる知り合いを探して観戦することにしました。
向かいのプールにキヨマツさんがいらっしゃったので挨拶をすると、まだ試合が残ってるらしく観戦をさせていただきました。
自分のスト5人生を思い返すと是空をメインキャラに使うと決めた時に、ネット上にある是空の情報を集めてた時期に当時キヨさんが更新していたニコブロに行き着いたことを思い出します。(今は見れないかも)
是空というキャラクターについて、とても丁寧に言語化されていたので仕事の合間や休憩時間などに効率良く座学させただきました。
あのブログには攻略だけでなく、どうやって、なんのために強くなるか?みたいな格ゲーに向き合う際に持つべき心構え的な記事も充実しており、ブログにあった記事に影響されて私の今の格ゲー人生を形成してるだろうなという実感があります。
ということで、私の是空は流派でいえば源流はキヨマツ派であると思っています。
(できてない部分も多いので大々的には名乗らないようにしてますが)
そんな心の師匠であるキヨさんの試合が始まります。
キヨが使うキャラはもちろん是空で、お相手はリュウ使いの方。
そこでキヨさんはリュウの放った波動拳に対して弾抜けの崩山斗を決めます。それもかなりの速さで反応してました。
ちなみにリュウの波動拳はナッシュのソニックブームよりも弾抜けが難しいです(体感)。
あまりにも弾抜けが早かったことの驚きと同時にキヨさん本人を見てみると、なんと備え付けのヘッドホンを外してプレイしてるではありませんか!
まさかの音プレイ!!
キヨさんはそこで流れをつかんで勝利。
結果プール抜けしました。
私は今回の大会を、どうやって自分が普段家でプレイしている環境に合わせようかとばかり考えていたので、いつも使用しているイヤホンを持参してきましたが全く逆の発想で衝撃を受けました。
いや~、全然やる事やらないで来てしまった大会、なんだか自分が恥ずかしくなってしまいました。
ちょっとは格闘ゲームが上手くなったかなという浮ついた気持ちも綺麗になくなりましたね。大会で勝てなきゃ意味ないんだよな~。
ということで、今回のEVO JAPANの感想としましては自分のプレイヤーとしての底の浅さと同時に、格ゲーの奥深さをヒシヒシと実感しました。
来てよかった
ありがとうEVO JAPAN…
ありがとうキヨマツ先生…
ちなみに今回のEVO JAPAN日記についてキヨさんに掲載許可をいただこうとDMを送ったところ、こんな返答がありました。
正確には波動抜けは音じゃないです
視界の端で手元のコマンド入力見てました
音に関してはCAや昇竜割り込みとかのレバー音察知の方が大きいです
真意は音だけでなく手元も見ていたという新事実。
恐るべし、キヨマツ先生。
御見逸れしました。アザシタァ…
まだまだ学ばせていただきたい所存であります。
次の大会は今回の反省を踏まえて頑張りま~す!
完
![](https://assets.st-note.com/img/1680681763956-C0CicO7iPG.jpg?width=1200)
オマケ
近くのプールに同じ是空使いであり、実況でおなじみ&レジェンド武神流プレイヤーのアールさんがいらっしゃったのでご挨拶させていただきました。
海外勢の是空の話も聞けて大変興味深い内容でした。
でも今回では書ききれないので省略させていただきました! ごめんなさい!
追記
本稿についてキヨマツ先生にさらに補足していただきました。
全ての横対戦に通ずるものがあるはずなので全人類刮目せよ!(ドドン)
さそびさんのnoteに出てきた横対戦の波動抜けの話、
— LGA l 清松 (@kiyoyoyo) April 5, 2023
細かく言うと相手のレバーまでは見てなくて、入力時の体の動きに合わせて214コマンドを準備して、波動らしきモーションが見えたらボタンを押す、ってパターンでやってました
これは波動入力時の体の動きが大きい人になら通用するパターンです
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