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セカンドバッグ
最近では「クラッチバッグ」とも呼ばれるセカンドバッグ。
タブレットがちょうど入るくらいのサイズ感で、男性の荷物入れとしてはちょうどいい。しかし、持ち手や肩掛けがないため、常に小脇に抱えて持ち運ぶ必要があり、正直使いにくそうだ。(子犬を抱っこしてるように見えてカワイイ)
特に、夜の新宿などの繁華街ではよく見かける。いわば「ヤンチャ系」のアイテムであり、それを持つことでその界隈の一員であることをアピールしているのかもしれない。防犯性が脆弱な点も、スリやひったくりのリスクを「イベント」として楽しんでいるのだろうか。
個人的には、セカンドバッグは無縁のアイテムだ。もし誕生日プレゼントでもらったら、正直メルカリやセカンドストリートに流すかもしれない。
そういえば、昔の集金人もセカンドバッグを持ち歩くイメージがある。しかし、大金を持ち歩くタイミングで、あえて盗まれやすそうなバッグを選ぶのはなぜだろうか?その点で思い出すのは、『ジョジョの奇妙な冒険 第四部』に登場する吉良吉影(川尻浩作)の家にやって来た家賃の集金人だ。彼は鍵付きの肩掛けカバンを使っていた。これには大いに共感できる。
ただ、その集金人も結局、吉良に鞄の金具を壊され、現金を盗まれてしまうのだが…。
結局、セカンドバッグであろうと何であろうと、盗まれる時は盗まれるのかもしれない。
最近、私は軽量で動きやすいウォーキングシューズや柔らかい素材のズボンなど、気軽で扱いやすいものを選ぶようになっている。昔のように革ジャンや踵のある靴を身につけていた時代と比べると、動きやすさを優先した分、所作が少しだらしなくなっているかもしれない。
一度楽な服装を身につけてしまうと、元に戻るのは難しい。思い返せば、私の父も家ではほとんど下着姿で過ごしていた。気軽さを極めた姿で、家族がいなければ全裸だったかもしれない。
最近、無意識のうちに自分の生活習慣や所作が親に似てきたことに気づくことが多くなってきた。
結論
とにかく、セカンドバッグはいらない。本当に。
完
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