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都知事選予想と都議会議員補選予想(品川区)および泡沫候補と卑小政党(政治団体を含む)に関する提案

 こんばんは、品川区民の蠍戌です。
 本日は東京都知事選挙および都議会議員補欠選挙の投票日です。
 あと数時間もすればわかることですが、品川区民歴ウン十年のわたくしが、僭越ながら順位予想をしてみたいと思います。
 予想自体は昨日のうちに終えていましたし、こんなクソ記事で投票に影響が与えられることは万に一つもないでしょうが、あくまで公平を期して、投票終了となったばかりのこの時間に投稿します。
※補欠選挙のほうは品川区だけです。


➀都知事選予想

・当選:小池
・次点:蓮舫


・寸評
 現職に称賛に値するほどの功績があったとは思わない。しかし前任や前々任のアホっぷりを思い返せば、月とスッポンスッポン。多選・高齢という指摘はあれど、それそのものがイコール悪とも思わないし、この程度ならどちらもそれほどではないだろう。三選は固い。
 対抗馬も、対抗馬としては悪くないが、あの発言の真意はさておき「二位でいいんだろ?w」的なイメージは強く、その払拭はできないだろう。事前運動という指摘はいささか言いがかりに感じる。それ言い出したら告示前に出馬表明していること自体が事前運動みたいなもんじゃねえのか。
 あとは現職が自民に足を引っ張られるか、現職も自民みたいなもんやしと自らを排除していくか、リベラルな俺カッケーな有権者がどこまで結託していくか、といったところだろう。
 後の連中のことは知らん。知らんから語る気もない。目を向けるのもバカバカしいから選挙公報も見ていない。もしツートップがこの二人でなければ、僕は後日、結果に関する記事を書いた後は、ごめんなさいしてもう二度と選挙予想をやらないことにする。


②都議会議員補選予想(品川区)

・当選:区長秘書
・次点:自民元区議
・その次:立憲都議秘書
 ここもこの三連複が外れたら、選挙予想はもうやめにします。
 着順もこの三連単でいいと思うが、正直読み切れてはいない。とりま寸評もこの順でいく。


・寸評
 欠員1。定数4。伝統的に自民、立憲、公明、共産が奪い合っているのが品川区。そこに小池ファーストが入ってきたことにより、さてどこが弾かれるかというのが最近の傾向だ。こうなると信仰に基づく組織は盤石で、最近は公明と共産で同じ人がいつも一人ずつ入ってる。あとは自民と立憲のどちらがハブられるかという具合。言い換えれば、最近はどの党もなかなか二人は入れないってことだ。
 区長の秘書だという人物が出馬すると聞いたときから、これは決まったなと思った。区長の後釜というポジションは相当強いと思う。当選したら都とのパイプにもなるという観点を重視する人がいれば、また別の理由で票が得られそう。パイプになるってことは都区間による公正な政治が行われないってことだからそれもどうかと思うけどな。実際のところ今の区長にそこまでの影響力があるかどうかは未知数である。区長としてではなく政治家としてもこれが試金石だろう。
 そもそも前の選挙で自民党が一人も入れなかったのは、二人出たからだ。どちらかだけなら、あのときだって多分入っていた。国政と地方政治は異なるという言い分もあるだろうが、だったら離党して公認も推薦も受けなければいいだけの話だし、はっきり言って有権者はそんな見方もしちゃいない。そこまでしたって一度ついた色はなかなか落ちないのに、それをしていないならなおさらである。政治資金色が眩しすぎてうざったいから当選はしないと思うけど、腐り切ってもそこはゾンビ自民党。その組織票は侮れない。
 しかし立憲はなんで出したかな。出すって聞いたときからアホかと思ったものだった。もしこれで当選したとしても、先の自民党と同じ理由で次の選挙で二人入れるわけないだろ。前の選挙の自民党の体たらくを見ていないのか。二兎を追う者は一兎をも得ずという言葉を知らんのか。おっと、補欠選挙で当選して区議が三人になったのに統一地方選挙で三人出て二人落ちた品川生活者ネットワークの悪口はそこまでだ。
 もうひとりの候補者については、申し訳ないが触れる気がしない。ここで次の項目にも繋げていく。


③泡沫候補に関する提案

 先だって起きた江東区衆議院議員選挙にまつわる犯罪で改めて考えなくてはならない、立候補者の品格とでもいうようなところ。
 どう転んでも当選できるとは思えない、はじめからその気もないような立候補者がいるのはやはり問題だろう。しかしそんな主観的な理由で被選挙権を剥奪するのは、民主主義国家として極めて異常である。あくまで当選するつもりだと強弁されたら、その真偽を判定する筋合いは確かに誰にもない。泡沫候補は結果が出て初めて泡沫候補だったとわかるのだ。バブル景気と一緒だな。まあ賢い人は結果出る前にわかってんだけどな。バブル景気と一緒だな。
 そこで思いついたのがこの提案。ある選挙に立候補して、供託金返還の票数を得られなかった者は、以後に当該選挙が通常行われるまでの期間と同じ期間、被選挙権を停止される、というもの。
 具体的には選挙に立候補して落選して、そこで得票が少なすぎて供託金を返還されなかった立候補者は、立候補したのが参議院議員選挙ならそれから6年間、それ以外の選挙であればそれから4年間、どの選挙にも立候補できないということ。どんな選挙でも供託金返還の票数さえ得られないような有権者の信を得られない奴はどこでどの選挙に出たってどうせ落ちるだろうからしばらくは出られないようにしようぜ、ということ。
 次の選挙としてしまうと、解散があったらどうなるとか、補選だったら任期短いけどどうするとか、いろいろめんどうくせえから6年か4年かでくっきり縛る。猿みたいにぎゃあぎゃあ言うなら次の次の選挙まで伸ばしちまえばいい。今回の補選ならば5年間だな。これで猿どもも黙るだろう。
 参議院議員選挙だけ6年にしてるのは、制度上解散がないからだ。僕の知る限り3年以内に参議院議員を辞職して直近の参議院議員選挙に出た奴はいないしな。まあ僕が知らないだけで多分これまでにもいたのだろう。今回都知事選に出た人もそうなるかもしれんしな。
 もうひとつの案はおかわり供託金。まず供託金の没収の投票数の割合を上げる。そのうえで一定より低い場合は追徴金のようなしくみで倍額だとか三倍額だとかを納付させる。
 これを行わない場合はその期間ずっと被選挙権を停止する。所詮その程度の信任しか得られなかった奴なのだと。
 こんな感じなら少しは立候補者の締め付けができると思うのだが、どうだろうか。


④卑小政党(政治団体を含む)に関する提案

 何がというのに言及するのもバカバカしいのでハッシュタグにすらしていないが、今回の問題を解決する手段の一案としては、ひとつの党や政治団体による公認や推薦が可能な人数を、当該選挙で選出される人数より多くすることを認めないようにすればいいということだ。今回のように、都知事が複数選出されることはないのに、複数の候補者を公認したり推薦したりしている時点で、その公認や推薦に実質的な価値が欠落していることは明白なのだから。そしてこれに違反した場合は懲罰金を課せばよい
 さらにこういう取り決めをする際は、当該政党や政治団体に関連している人物がこれに抵触しないように別の政治団体を結成した場合は連帯責任を負わせるという規定を設ければよい。水は低きに流れるもの。塞いでおかないと、すぐによくないところに行き着くからな。

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