風水の原点を尋ねる
今では、開運方法の一つとして使われている
“風水”
ですが、その始まりは判明しておりません。
確かに、古代の中国で
「国家繁栄のための都を定めるため」、
「一族の繁栄のためのお墓を定める」
などに使われてきました。
古文書で“風水”の文字が
初めて使われたのは、
東晋時代 郭璞(かくはく A.D.276~324年)が記した
「葬書」
が始りとされております。
しかし、その理論はそれよりも前に有った
とも言われております。
そこで、「ことわざ」にも「神話」にも
世界共通と思われるモノがあるので、
もしかしたら、
“風水”的理論が中国以外の世界に
その考えがあたのではと思い、
古代の文明にその痕跡を見つけたいと思いました。
そこでまずは、
古代エジプトを代表する建造物
「オベリスク」
に注目し、そのオベリスクを最多に所有する都市、
「ローマ」と隣接の「バチカン市国」の
オベリスクを風水的に見ていきたいと思います。
≪続く…≫