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風水の原点を尋ねる(その2)

  こんにちは、
 風水研究家の しろさそら と くろさそら です。

  今回は、前回の補足説明として、続きを書いてみました。
 お読みいただけたら幸いです。
  (ここで少し風水について、その種類となぜ中国を離れたのか?
 を書きます。)

  現代の風水には、大きく分けて2つに分類出来ます。
    ① 見た目の形の判断法…巒頭(らんとう)
    ② 時空間を利用した判断法…理気(りき)

  そして、風水に不可欠なものとして、
    ①は、形から良い場所か悪い場所か見れること、
    ②は、易学、四柱推命の知識が有ると理解しやすい。
 と言われています。

  現代まで、約2000年は経っているのですから、
 いろいろな見方、考え方が、存在するのも確かですが、
 基本的に上記の2種類に分類出来ます。


  風水は中国発祥と言われていますが、
 インドにもインド風水が存在しており、
 しかも、中国との繋がりが有る様な無い様な感じです。

  ②の理気的な話ですが、
 風水の枠を取り、占術として見た場合、
 ある共通点が浮かび上がります。

  それが「天体(星の動き)を見ている点」です。

  そう、西洋占星術もインド占星術も
 中国では七政四余、紫微斗数、四柱推命、も
 星の動きを見て判断します。

  そして現在、解っているそれらの原点が

「シュメール」

 にあったのでは?と言われています。

  その他にシュメールでは、
 太陰暦(月の周期が基本、日本では旧暦とも、中国では農民暦)
 を最初に使用したとも言われています。
  ちなみに、エジプトでは太陽(=神様)暦を
 B.C.2781年(第一王朝時代 ヒエログリフも使われ始めた時代)に
 創始しています。

   ①の巒頭風水的な考え方も
 「シュメール文明」
 に存在していた可能性があるのではないでしょうか?

  残念なことに「シュメール文明」はエジプトの様に解析が
 進んでいないので、ハッキリしたことは言えませんが、

   〇 シュメールに各地の情報が「集約
   〇 もしくはシュメールが情報の「発祥の元

 だったのでは?と考えられます。

  古代遺跡から風水的な使われ方、考え方の痕跡を探してみて、
 風水の起源がシュメールにあると判るのではないかと考えました。

  シュメールの出土品から根拠が見つかれば話は早いのですが、
 今判っている範囲では、古代エジプト遺跡の方がより多く残されており、
 これらから導ければと考えました。

  エジプト遺跡の代表格とも言える

 「スフィンクス」、「ピラミッド」、「神殿」、「オベリスク」が有り、

 そこで、風水的見方をすると

 「獅子像」、「山(富士山の様な単体)」、
 「神社・仏閣」、「柱、水晶」に

 例えることも出来、これらの目的が
 「子孫繁栄」、「平安」、「成功」などを祈願しているのでは
 ないでしょうか?

  また、その中の「オベリスク」を調べてみると、エジプトで
 作成されたものが世界各地に跳んでいるではないかと気付き、
 現在ではイタリア(ローマ)が沢山、保有していて、

「エジプトのオベリスクが何故ローマに有るのか?」

 という疑問から、イタリア『ローマのオベリスク』について調べたいと
 思います。

  ご覧いただきましてありがとうございました。
               しろさそら & くろさそら

  ※タイトルの画像はWikipedia「シュメール文学」より頂きました。
   著作者不明のパブリックドメインです。
   Unknown author / Public domain


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