見出し画像

親子で身につけよう! 論理的思考 ・課題解決能力


2020教育改革ってなに?

という記事で、今の学校教育で重視されていることは
・論理的思考
・課題解決能力

ですよーというお話をしました。

今回はそれを踏まえて、ご家庭でどのように接していけば良いのか。

父親として、情報過多の世の中に惑わされずに賢い子に育ってほしいといつも思っています。

さて、教育にはトレンドがあると言いましたが、
時代の流れに左右されない「普遍的なもの」ももちろんあります。

世の中が変わっても、今回のお話のポイントが大きく変わることはないんじゃないなかなーと思っています。


まず「論理的思考」について


「事実」と「感情」を分けて話すように導きながら聞くことで、子どもに論理的な考え方を身につけさせていきましょう。


ポイントは2つ!!

・具体的に質問する。


子どもはいつも全力。夜にはお昼のこと(事実)は忘れています。嬉しかったこと、悲しかったこと(感情)は覚えています。
だからまず、事実を聞いてあげましょう。

「今日の休み時間は誰と遊んだの?」「何をして遊んだの?」「誰が勝ったの?」

「今日の算数の授業は何を勉強したの?」「教科書の問題を出してみて」「解き方を教えて」

年齢が幼い子どもでも一生懸命思い出して話そうとします。
順番に聞いてあげてください。言葉が出なくても待つ。どうしても出ないなら質問してして繋いであげてください。

・後から感情を受け止める。


話の終わりに、「嬉しかったの。」「よかったね。」「悔しかったね」「頑張ったね。」と感情を受け止めてあげてください。
子どもの言葉を繰り返すだけで良いです。一生懸命話したことを受け入れてもらえたら「また話そう。」という気持ちになりますよね。


毎日お風呂の時に聞いてもいいし、夕食時でもいいです。ほんの5分だけ意識してみてください。

順序立てて話す経験は、お子さんの思考を論理的にしていきます。
毎日話すことでお子さんの様子変化にも気づきやすくなります。


次に「課題解決能力」

ポイントは、

子どもの「なんで?」「どうして?」を潰さないこと。
話し始めたばかりのお子さんをもつ方は思い当たるかと思いますが、子どもは様々なことを質問します。

ほんとに興味あるのかな??なんて思ってしまうこともしばしば…

でもそれを「なんでだろうね?」「一緒に調べてみよう」と図鑑を見たり、検索してみたり(ネットやスマホの是非についてはここではおいておきます。)して解決する経験を積ませていきましょう。

「後でねー」や「わかんない」と言って片付けてしまうと、親に対しても「後で!」「わかんない!」で片付けるようになっていきます。


忙しい中でなかなか難しいとは思いますが、


思春期になってから「困ってるなら話なさい」は通用しません。

できるだけお子さんの小さなうちに「親子で話す習慣」をつけてほしいなと思います。その中で上記のポイントを少し意識してもらえたら良いかなと思っています。

僕自身もこの記事を書くことで、「娘たちの話をよく聞くこと」と戒めにしております…。

いいなと思ったら応援しよう!