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2020教育改革ってなに?

以前に児童館で、小学校入学を控えたお子さんをもつお母さん向けにお話しをさせていただきました。

・2020教育改革ってなに?
・入学前に何か準備した方が良いの?
・入学後子どもとどう接したら良いの?

というテーマでしたのでここでも同じように書いていきます。

今回は、

「2020教育改革ってなに?」


英語、道徳の教科化、プログラミングの導入など様々なところで耳にした
2020教育改革という言葉

改革というと、急に何かが大きく変わったようにとらえている方も多く、「私たちが通っていた頃の学校と全然違う気がして…」とおっしゃっているお母さんもいましたが、そうではありません。


教育にはトレンドがあります。常に改革はされているのです。そりゃそうですよね。

戦後と今日までの教育が同じわけがないのは落ち着いて考えれば明白です。

ではなぜ2020にこんなに騒がれたのか。


約10年に1度「学習指導要領」というものが大きく改訂されます。

教育に関しての有識者がトレンドについての答申を行い、それを踏まえて学校で使うマニュアルが変わる

って感じで捉えるとわかりやすいですね。


今回の学習指導要領の改訂で
英語やプログラミングという世間の人が注目している項目について変更がありました。

それに反応した塾や通信学習の会社などが大々的にCMをうち、「2020教育改革」という言葉を作り上げました。


なので、「プログラミング」という授業が時間割に入るわけでもないし、いきなり先生が英語で授業を始めるわけではありません。


改訂の根幹は、

・論理的な思考力をつけましょう。(プログラミングはその一つ。規則を入力してその通り動いてもらうわけですからね。これも「言語」を使う力です。)

・これからAIやコンピュータによって大きな変化が訪れるにあたって自分で課題を見つけて解決できる力をつけましょう。

というものです。

じゃあどうすればいいの?論理的思考?課題解決能力?

より子どもにつけさせるのが難しそうですが、そんなことはありません。


→論理的思考とは、相手にわかるように物事を整理して順序立てて考えること。

→課題解決能力は、「なんで?」を自分で見つけて解決していく力。


どちらも親子関係の中でのちょっとしたやり取りで積み重ねることができます。


これらについては

「親子で身につけよう!論理的思考・課題解決能力」

で詳しく書いていますのでよろしければ併せて読んでください。


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