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(現状大満足)Garmin Instinct3 dual power 1週間使用レビュー

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Garmin Instinct3 dual power 50mmを購入して1週間常に身に着けて使ってきたので、ファーストインプレッションとしてレビューを共有したい。


良かったこと①:とにかく画面が見やすい

一番期待していたことだし、一番満足しているところはここ。白と黒とのコントラストがはっきりしていて、文字が見やすい。50mmサイズを選んだので、画面が大きいのもいい。とにかくこれだけで個人的に大満足である。

同じくGarminのMIPディスプレイなvivoacrive3と比べると、白と黒の差がはっきりしていて視認性が高いと感じる。カラーではないことがかえって良いのかも。
もちろん、屋外でもくっきり見やすい。
暗い場所でもバックライトを付ければ問題ない。

良かったこと②:画面ロックが無い

WearOSのスマートウォッチ Galaxy Watch6と比べての話だが、Garminのスマートウォッチには画面ロックが無く、使いたいときにすぐ使える。これが地味に良い。今までGalaxy Watch6は装着時は画面ロックしない設定にしても、不意に装着判定が外れるのか、ロックが掛かったり、毎日充電のために一度は腕から外すので、1日に最低1度はロック解除がある。これが地味に面倒かつ、画面タッチで画面に指紋を付けることになっていたので、プチストレスだった。特に、今から走るぞ!という時にロック画面が出るのはやる気がそがれる。Instinct3ならではというわけではないが、スマートウォッチに画面ロックが無ことの良さに気付かされた。

いざ使いたいときにGalaxy Watch6はこのロック解除画面が出ることがある。Instinct3はこの画面を見なくて良いというだけで個人的にはありがたい。

良かったこと③:バッテリーの持ち

これはもう圧倒的で言うことが無い。自分はウォッチフェイスで秒表示を常に行っているので、比較的バッテリー消費しやすい状態で、かつ日中外に出ないのでソーラー充電が全くされない状態だ。それでも1週間使って残りのバッテリーは73%ある。45分のランニングを2回行ったうえでこの数値なので、全く使い方を気にしなくても3週間以上は余裕でバッテリーが持つということだ。単純に充電頻度はかなり少なくてよく、利便性は高い。特に旅行や出張時に充電器を持って歩かなくていいのはうれしい。
自分の生活スタイルだとあまり恩恵が無いが、天気が悪くても日中の屋外であればソーラー充電ができるようで、人によってはさらにバッテリー持ちは良いだろう。

雪がちらつく冬の昼間に走ってみた。
帰って確認したところ、この天気の悪さでも充電できていたらしい。私はランニング以外日中の屋外活動時間が殆どない人間だが、日中屋外に出る習慣のある人はさらにバッテリー持ちが延びそうである。

良かったこと④:ゴツいけど軽い

ケース径50mmは結構腕時計の部類に入り、そこまで腕の太くない自分にとって、見た目や重さが気にならないかというのは不安点だった。結果としては全く問題無かった。まず見た目に反してかなり軽く、運動中も気にならない。厚みがあるのでワイシャツを着ると袖の下に収めるのが難しいが、そこさえ許容できるなら個人的には大きい方をお勧めしたい時計である。

ベルトを変更したので、公称スペックより少し重くなっているが、それでもこのサイズ感で64gは軽い。

良かったこと⑤:GPS精度が高い

これも期待していたことがばっちり当たったという感じだが、GNSSマルチバンドに対応した高価なのか、GPS精度は他のGPSウォッチより高い。タンニングをしているときにGPS精度が低く、距離が長め or 短めに測定されてしまうと、自身のペースのコントロールができないので、個人的には重要視ポイントだ。

Instinct3は道のどちら側を走ったかがはっきりわかるくらいの精度
Galaxy Watch6は線が暴れているのがわかる

良かったこと⑥:睡眠測定やボディーバッテリーが実感に近い

スマートウォッチを身に着ける理由の1つが健康管理機能だが、その測定値が実感と近く、失敗が少ないといのがInstinct3という結果。現在、比較のために、Instinct3とgalaxy watch6を両方を身に着けている。9割は同じような結果を出すのだが、たまに顕著に睡眠測定結果に差が出る。その一例が以下。

Instinct3はベッドについたタイミングから起き上がるタイミングまで問題無く測定されている。
Galaxy Watch6は、測定開始が少し遅れているように見えるのと、測定できていない時間帯が間にある。

このように、Instinct3の結果の方が失敗なく測定できるという実感だ。ただ、Instinct3はベッドから出ずにダラダラスマホを見ていたとしても睡眠としてカウントされそうな感じもあるので、そこは注意が必要だ。
また、ボディーバッテリーという機能があり、現在の残り体力を数値で示すという機能だが、これが結構体感と合っているのが良い。Galaxy Watch6にも似たような機能で、エナジースコアというものがあるが、これは前日の運動量に大きく結果が左右され、実感と合っていない。この辺りはInstinct3(Garmin)が強いなと感じるところ。

良かったこと(番外編):Suicaのチャージエラーが出ない

これは当たり前の話だが、Suicaに問題なくチャージできるのが良い。Galaxy Watch6はSuicaにチャージしようと思った際に、毎回スマホとGalaxy Watch6を再起動しないとエラーが発生し、ストレスだった。これはInstinct3の利点ではないが、Galaxy Watch3と比べて明確に良くなったので書いておきたい。

チャージはスマホのGarmin Connectアプリ上でGoogle Pay経由で行う。エラーが出ずチャージできるのが単純にうれしい。

気になること①:デザインは好みが分かれる

Instinct3でもdual powerのタイプは、オレンジというかカッパー(銅色)のワンポイントがあり、これは好みが分かれると思う。正直無難に全て黒くしてほしかった。また、色は黒かと思いきや、グレーの面積が多い、特にバンドが全体グレーなので、個人手にはそのままのバンドだと、ぼんやりとしたデザインに感じる。バンドを黒色のものに変更してからは、結構デザインも気に入ってきたが、人によっては好みではないだろう。

最初はこの銅色(カッパー色)の金属のワンポイントが好みではなかったが、慣れてくるとごつい中に少し豪華さも感じて好きになってきた。

気になること②:日本語表示に少し違和感

ディスプレイの解像度が低いからなのかフォントのせいなのか、日本語の表示はそこまで読みやすいという感じがしない。アルファベットや数字はくっきり太字表示だが、日本語はそうではないからかも。しばらく使ってみて慣れたが、最初は違和感を感じる部分だと思う。

漢字のフォントが特に気になる。

気になること③:Suica以外の決済機能は現実的でない

Instinct3はSuicaとVisaタッチの2種類の電子決済に対応している。Suicaは問題なくすぐ使えるが、Visaタッチは対応する金融機関が少なく、かつデビットカードのみの対応のため、使用するのは現実的ではない。また、第二の支払いの際にパスコード入力が必須で、タッチスクリーンではないnstinct3では入力しにくく、それならスマホ出した方がマシだと思ってしまう。
ここだけはiDやquicPayなどに対応しており、利用する際にパスコードも必要ないGalaxy Watch6に明確に負けている部分だと感じる。

毎回タッチパネル無しでこれを入力するのは苦痛

総合的に大満足

多少気になることはあるが、総合的には大満足である。元々、Fenix8やEnduro3などの上位機種と迷った経緯があったが、見やすい白黒ディスプレイと、圧倒的なバッテリー持ちはInstinct3の勝ちかもしれないと思っており、後悔は全くない。タッチパネル無しでボタンで全てを操作するのも、ディスプレイを指紋で汚したくない自分には合っていた。
これから普段使い以外にワークアウトなどでも積極的に使っていこうと思う。
もし、Instinct3をすでに買った人は以下でアクセサリーのレビューもしているので参考にしてほしい。


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