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スマホを持たずにLTE搭載スマートウォッチだけで生活する(AppleWatch、PixelWatch、GalaxyWatch)
スマホを持ち歩くと時間を無駄遣いし、自己嫌悪に陥ることがあり、対策として、時々スマホを持ち出さずに生活をしている。ただし、緊急の電話は最低限受けなければならないから、LTE搭載スマートウォッチを常に装着するようにしている。
この運用方法の詳細を共有する。
スマートウォッチ必要な機能
単独で電話番号での通話できること
決済機能(Suica及びID・QuicPay等のクレジットカード連携決済)
音楽、オーディオブックの再生機能
ランニング記録(GPSとランニングアプリの利用)
スマートウォッチとスマホ
LTE対応していることが最低条件だから、現状、以下の選択肢しかない
iPhone + AppleWatch
Androidスマホ + PixelWatch
Androidスマホ + GalaxyWatch
全て試したが、どれでも最低限は使える。
2年くらい前までは、AppleWatch一択だったが、直近、AndroidスマートウォッチのWearOSに決済機能やAudibleの再生機能が追加されたため、状況が改善した。
ただ、AppleWatchの方が、依然として、決済対応カードが充実していたり、取り扱いキャリアが充実していてよい状況だと感じる。
現在、私ははAndroidスマホ + GalaxyWatch6(44mm)で運用している。
スマートウォッチの種類については、なるべくバッテリーが持つ機種の方がよい。LTE運用の場合、通常運用の1.5倍の速度でバッテリーが減る。AppleWatchのように、41mm、45mmの2種類があるなら、大きい方がバッテリーが持つ傾向にある。
また、後述するが、スマートウォッチのLTEプランを自由度高く・安く抑える理由から、スマホのデュアルSIM対応が必要。
スマートウォッチの契約プラン
普段使用しているキャリアが、スマートウォッチのLTE接続プランを出していればそれを契約すればいい。ただ、私は楽天モバイル契約でAndroidスマートウォッチを使いたいという状態だったので、(楽天モバイルはAppleWatchのみLTEプランを提供)以下の契約と設定を行っている。多少トリッキーだが、費用を抑えて利便性もとれているので、現状満足している。
メイン回線とは別に、docomoのirumo 0.5GBプランを契約
メインスマホにirumo simを設定(メインスマホにメイン回線とirumo回線が両方設定されている状態)
メイン回線→irumo回線へ無条件電話転送設定を行う
上記により、今までと使い勝手を変えずに、irumo基本料金550円+ワンナンバー料金550円の合計1100円で、スマートウォッチのLTEプランが利用できるようになる。
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ただし、メイン回線にかかってきた電話を転送することになるので、転送時に転送の通話料金がかかることに注意。
ちなみに楽天モバイル+Androidスマホをメインにしており、RakutenLinkを使っている場合は、転送時の通話料金は無料になるのでこの運用はお得である。
実際にスマートウォッチだけで生活してみて
よかった点
狙いどおり、ダラダラとスマホでSNSやYoutubeを見る時間が無くなった。スマホがないと、それだけで結構な時間ができ、結果、やらなければいけないことに目を向けやすくなったと感じる。
また、移動時にボーッとする時間ができ、適度に頭が休まる時間ができたことを実感できる。
これはデジタルデトックス的なことをやった人共通で思うことかもしれないが、スマホが無くても別に困らないなということを実感できるのは良い。自身の行動にスマホが必須ではなくなるので、ちょっとコンビニに行くという場合に、スマホすら持たずにふらっと行けるようになる。
ランニングへ出かける際も同じで、思い立ったらそのままランニングシューズを履いて外に出ればいいだけなので、行動へ移すまでのハードルがかなり下がった。
LTEスマートウォッチを含めたランニング運用は以下でまとめているので興味があれば読んでほしい。
悪かった点・注意が必要な点
自分の場合は悪かった点は特になかった。
人によっては以下が気になるかも
LTE運用はスマートウォッチのバッテリーがモリモリ減る。毎日充電が必須。少しバッテリーがへたったスマートウォッチだったり、電池容量の少ない小型モデルの場合1日持たないこともある。外で充電できる備えがあるとなおよい。
ショートメッセージ、メール、通話以外の連絡手段は使えないので、Line等での連絡が必須の人には向かない。
LTEモデルのスマートウォッチは値段が高い。大体wifiモデル+1.5万円くらいする。さらに、前述のとおり、どれだ抑えても500~1000円くらいの月額通信料もかかるので、そこまでして、スマホのない生活を送りたいかはその人次第。