マシュマロのお返事 No.13
現在各地で行われていることが恐ろしいというのは、言うまでもなく。ただ、度を超えた犯行をした人々が今後市民として普通に暮らすことが恐ろしいか問われると…どうでしょうね、普通って何だろうというのと、そしていかにして元の生活に戻ってくるのか?本当に戻れるのか?私にはいまいち想像ができないです。
その人たちがまた街で誰かを残虐な方法で殺害するかもしれないという恐怖は私は感じません。それは殆どあり得ないことだと思っているからです。残虐な行為をした人が普通の顔をして自分の近くにもいるかもしれないという違和感ならば少しだけ、わかります。
また、彼らが然るべき罰を受けることを望むことがおかしな考えとは思いません。必要なことだと思います。現在は簡単に個人も特定される時代ですから、全員とはいかずとも処罰の対象になる人は昔より多いんじゃないかと思います。ただ、どの程度それが厳しいものかはわかりませんが…
色んなことがある度、残虐な行為をした人はどんな人なんだろうなとしばしば考えます。別にその人たちを思いやるとかそういうアレじゃないです。
根っからの犯罪者体質だったのか、それまでは普通の人でその地で狂ってしまったのか、あるいはそれまでは普通かいい人だったのが理性の下に眠っていた狂気が呼び覚まされたのか…など。もしかしたらこんなことでもなければ一生目覚めることがない部分だったかもしれんな、とか。(繰り返しますがこれらの想像に彼らの行為そのものを庇護する意図はないです。マロ主様以外が読まれる場合に備えて繰り返し断言しておきます。)被害の規模を考えると、その行為に及んだ人々のバックグラウンドも様々であろうなと。ほとんどの人は目立った犯罪歴もなかっただろうし(あれば投獄されてるだろうし…)環境は短期間でも十分に人を変えうるんじゃないかと。あれこれ考えています。
組織のコントロールがアレなのはそれこそ言及するまでもないですが、それはそうとして、戦場というのは非日常な世界です。私個人としては、残虐な行為に相手を陥れてやろうとかそんな深い意図はないと思います。何というか、思慮を全く感じません。仮に上層部が安全なところで謎ルールに則ってアレコレ考えていたとしても、現地にいる人というのはそんなの知ったこっちゃないし、それどころじゃないはずです。だんだんと加減がわからなくなる人がいても、おかしくないと思います。
そんな人たちが現実世界に仮にあっさりと戻されたとして。精神的に何の問題もなく暮らせる人々はどのくらいいるのでしょうね。彼らもまた非日常の中で我を失い狂気に蝕まれて、母国もこんなだし、果たして普通の暮らしができるのかどうか、私には想像が追いつきません。
マロ主様も書いておられる通り、考えてもわからないですよね。想像できたとして、想像は想像でしかありませんしね。
残念ながらまだまだ終わりが見えない以上、彼ら自身の裁きも先延ばしにされることでしょう。彼らと国の尻拭いをする国民にとっては終わりがむしろ始まりです。戦地とは別の苦難が待っているような気がしてなりません。
どこに向かってるのでしょうね。
すみません、拙い文でのお返事というか、謎の感想になってしまいました。