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おおげさにトロリーと呼ぶんだ(富山観光・後編)


こんばんは土井喜晴です。
今回は立山黒部アルペンルートを抜けて長野県松本市まで進む様子をお送りしますよ。
今日はちょっとですねえ卵料理を作っていきますけど、それを食べて頂く杉浦さんがいらっしゃいませんね?
さてここでクイズですよ。杉浦さんはどこにいるでしょうか?答えはブログの最後に発表しますよ。
土井善晴でした。


2024年7月14日(日)
午前6時10分
JR富山駅

富山市内の宿に泊まり、朝はゆるゆりマンホールを全部回ろうと考えたら、思ってた以上に広範囲に散らばっており始発使っても全部回るのは間に合わないと判断。
富山駅近辺にある物だけ行きました。

その後家族と合流しホテルのモーニングを食べ、最初の目的地・立山駅へ向かいます。

いきなりですが、これは情緒が破壊されて難波へ行った時の写真

実を言うとゆるキャン3期を観て山やら鉄道やらダムやらを一気に巡る旅がしたいと思っていて白羽の矢が立ったのが立山黒部アルペンルート。
ここは水曜どうでしょうの名物キャラクターである「登山家・大泉洋」誕生の地という色々オイシイ所。しかも彼の武勇伝を象徴するトロリーバスは今年で廃止になるので何としても年内に富山へ行きたかったのでした。そして大室家が決め手になったと

「何度パーティを組んだか分からない。
何度アタックチームを編成したかも分からない。
……数々の友人との別れも経験してるから、立山では。」

-水曜どうでしょう・サイコロ4より-

富山駅から立山までは富山地方鉄道1本で辿り着けます
…が今回は車で立山へと進みます。

富山県は東西に違う路線の路面電車、さらに各私鉄が広がっており、鉄道好きにはかなり刺さる県なのかなあと思いました。京都かな?

立山駅

富山を出て1時間強、立山駅へ到着しました。
ここで家族と別れて単身長野県へ行きます。

立山黒部アルペンルートは1万オーバーも交通費がかかります。
びっくりしたわあ…(西川きよし)

昨日もスタンプラリーをしたのに今日もするんですか?
します

立山からはまずケーブルカーで美女平へ向かいます。
言い忘れてましたが、立山黒部アルペンルートは番組内でも語られた通り過酷な道のり、さらに当日は悪天候でもある為このままでは危険と判断。
山と飯を熟知した山とダム、そして飯のプロの方をガイドとして迎えました。

「イケダサン、……スギウラサン、……」 「あのガイドさん…お名前は?」
「リンです。くぁwせdrftgyふじこlp…」
「日本語が分かるガイドさんとお伺いしましたが?」

…いやね、僕は黒部ダムをバックになでリンを撮りたくて……

美女平駅

ここから発車する高原バスは片道約50分、高低差約1000メートルを登るアルペンルート一の長さを誇る区間を持ちます。

立山名物、滝見台

立山の名物といえば数メートルの高さにそびえ立つ「雪の大谷」

流石に7月半ばでは雪も溶けて数10センチ位しか残っていませんでした。
逆に言うと夏でもはっきりと雪が残っているという、立山の自然の厳しさの一端を見れたような気がしました。

室堂駅

室堂に着くとアクスタを取り出すのも怖い位の急な土砂降り。駅頂上の展望台からの景色も一面雲と雨粒。

今日のこの天気見て僕はすごく不安。
これはあの冬と同じ天気だ。立山の怪物が訪れる

駅と併設されている立山自然保護センターでは立山の自然や歴史、ライチョウの生態等が展示されています。

改札ではラストランとなるトロリーバスをこれでもかと推す気合いの入れっぷり。
トロリーバス関係のグッズも来年から売らないんだろうと思い、ピンバッジを買いました。

また、この日は観光ツアー(特に団体シルバー層)がとても多く写真撮影に難航を極めました。
臨時便を組んで15分に1回発車しており、山奥だからかなり電車待つかな?という不安は無くなりました。
良くも悪くもベタな観光地って雰囲気ですね。

「トロリーは大丈夫ですか?」
「大丈夫ですよー丈夫ですよ強い方ですよ」

本日の(個人的)1番の目玉、トロリーバスが目の前に。

寝たら死んじゃうんだから。トロリーなんかで寝た日には
ピッケル代わりになる物(傘やボッコなど)があればより生還率が上がります。

そんなトロリーバスですが乗り心地は良好、トンネル内のライトラップは美しく、かつてトンネル工事で難航を極めた破砕帯では色もより鮮やかになるので一見の価値あり。
車内の音声解説も真面目ながらキャッチーさが強くバスではなく1種のアトラクションに乗っている気分でした。

大観峰駅

構内には立山アルペンの歴史を解説するパネルがあったり

雪の大谷のフォトスポットがあったりと、まだ立山の一部だぜアピールを見せています。

ここからロープウェイに乗って黒部平へと進みますが…

ここのロープウェイでは何回も遭難者がでてるから。
乗った時いた者が降りた時いないってことよくあるよ

…という怪異じみた現象が起こるとのこと。

とにかく方角を見失わないこと。 後は勝手な行動をしない。 声を出していく。 …あれ?池田君どこ行った?

ロープウェイに乗車

足場!足場をしっかり作れ!
志摩さん…景色ゆっくり見たら?

黒部平駅

高岡のなもりと対をなすかのように立つタモリのサイン。

ケーブルカーに乗って黒部ダムへ。
ケーブルカーの中には立山黒部アルペンルートの「頂上」があります。

志摩さん…降りてきたら……?

降車。

黒部湖駅

ダムまではあと少し、気合いを入れて歩きます。

トローリー!
……「オー!」って言えよ!

トンネルを抜けるといよいよ黒部ダムがお見え。
この日のような雨の日は赤い傘を刺しておくと良いでしょう。

トローリー!
オー!
トローリー!
オー!

ゆるキャンの影響でダムカレーを食べたい欲がバカ高くて食べに行きます。
黒部ダムで食べれるダムカレーは辛口のグリーンカレー系と中辛のビーフカレー系の2種類があります。

冒険するのが怖くて中辛ビーフ系の「元祖アーチカレー」を選びました。
味は美味しいですが十分辛くてグリーンカレー選んでたら絶対キツイわと思いました。

突然ですが黒部ダムといえば何か忘れていませんか…?

そう、黒部の太陽です。

…ではなく、ぼっち・ざ・ろっく!です
それだけ。

劇中に近いアングルを撮るにはヤケに高くて長い階段を登らなければなりません。

階段の先には展望台があります。

展望台からの眺め

大分長居してしまったのでそろそろ電気バスで山を下ります。

「隊長、電気バスです!」
「もう何でもいいよ…」

疲れてヘトヘトで少しでも寝たい位なのに立ち乗りなので眠れませんでした。
車窓からの景色は正直トロリーバスとあまり変わりません。

扇沢駅

扇沢駅に到着。アルペンルートはここが終着です。

構内はすっかり電気バス一色になっていました。

トロリーバスもあるよ
ここにもダムカレーが

バスに乗車。

大町温泉郷・薬師の湯

「[しえる]のスタンドがあるそうなので…」
「あの貝の…」
「[しえる]です」
「[シェル]のことですよね?」

大町温泉郷を降りて薬師の湯に到着。
「どうでしょう」では信濃大町に着いた後次の目的地へ向かう際の寄り道として登場しました。

温泉は岩風呂がある旧館と露天風呂がある新館に別れています。ハシゴ可能です。

気になる湯加減ですが、自分には絶妙な温かさですっっっっっっごく気持ちよかったです。
露天風呂から眺める景色も風情があってすっっっっっっっっごく気持ちよかったです。
今まで入った温泉の中で3本の指に入る程の満足感でした。

館内にはアルプス温泉博物館なる物がありましたが、バスに間に合わなくなるのでほぼ流し見でした…

信濃大町駅

いやぁ長かったですねえ疲れてきたねえ
隊長…あなたが一番やられてました!

信濃大町駅に到着。
富山駅からほぼ半日かかりました。

「何が出るかな?何がでるかな?
それはサイコロ任せよっ!」

松本行きの電車はが着くのは大分先なので、駅前のラーメン屋で晩御飯をとります。

JR線で松本へ。

松本駅

今日のゴール、松本駅に到着。
帰りの夜行バスが来るまで駅周辺や松本城を散策します。

「志摩さんはかつて(アニメ1期5話位)この町の夜景を拝んだとお聞きしましたが…」
「何度パーティを組んだか……」








こんばんは土井喜晴です。
さあそれじゃあねえ先程のクイズの答えを出しますよ。
杉浦さん出てきてくださ〜い!

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