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みんなで歌おう!1週間の歌【名詞句】 seven days

最近のロックのプレイリストを聴いてたら流れてきた曲。

オーストラリアのポップパンク・バンドだそうだ。知らないバンドがほんとにたくさんあるなぁ。ほとんど無限だ。

たまたま歌詞を読んでいて気がついたが、久しぶりに見つけた「1週間の歌」だった。

Get mad on Monday
Don't talk on Tuesday
Then wake up Wednesday
Throw-up Thursday
Fuck on Friday
月曜日はご機嫌斜め
火曜日はむっつり黙る
水曜日にやっと目覚めて
木曜日は全部吐き出す
金曜日はヤりまくるのさ

Stand Atlantic / Nosebleed (2024)

1週間の歌としてはよくできているし、恋の歌ではあるが、鼻血が出るとかナイフで刺してひねるとか、物騒というか殺伐としている。

残念ながら、この1週間には土曜日と日曜日は存在しない。週末は脳死状態だったり、息も絶え絶えたったり、バラバラになってたりするのだそうだ。殺伐だ。

ついでに他の例もあげてみよう。

Sunday morning, out of my mind
Feel like it's going to waste
25 years, 7 impossible days
日曜は朝からクレイジー
一日を無駄にしてしまう
この25年間ずっと ありえない7日間だった

Monday morning, I'll never find
Someone with strength to betray
25 years, 7 impossible days
月曜日の朝ふと気づく
親友などひとりもいない
この25年間ずっと ありえない7日間だった
(中略)
Friday morning, got through the grind
Find me a woman who lays
My head to bed in 7 impossible ways
花金は自分にご褒美
女の子をみつくろってよ
いろんなコトしてくれる子を

Mr.Big / Seven Impossible days (1992)

ライブ盤のボーナストラックに入ってた曲だけど、Mr.Bigの作品では5本の指に入る名曲だと思う。

軽快に、しかし哀愁を帯びたトーンで、祭りの後と去っていく人たちへの想いが綴られている。

ここには日曜と月曜と金曜しかないけど、ツボを押さえているとは言える。火曜と木曜なんてオマケみたいなもんだ(火曜と木曜に謝れ)。

次。

Monday, I could wait till Tuesday
If I make up my mind Wednesday would be fine,
Thursday's on my mind
Friday'd give me time, Saturday could wait
But Sunday'd be too late
月火はまだ余裕がある
決心するなら水曜日
木曜日でもいいかもね
金土でもギリギリセーブ
でも日曜はもう手遅れ

Sting / Seven Days  (1993)

彼女の元カレは身長2メートル超えのネアンデルタール人みたいなやつ。僕なんかそいつに比べたらネズミみたいなもんだ。そんな化け物との対決を彼女に迫られる。今回はどうやらマジらしい。約束の日は7日後だ。

そういうわけでうじうじ悩んでいるのだが、スティングが歌うとやっぱりかっこいい。

月曜から日曜までそろってるのもさすがだ。その先は真っ暗なんだけど。

というわけで、『第1回チキチキ1週間の歌選手権』優勝者はスティングさんの seven daysさんです(いつからコンテストに?)

なお、ここにあげた曲をご存じなくても歌えるように、訳詞はすべて例のロシア民謡の『1週間』にのせて歌えるようにしてあります(謎の配慮)。

他にも一週間の歌をご存じの方がおられたら、ぜひお知らせください。

ではまた来週お会いしましょう。ばいなら、ならいば。

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