ドラクエの日【日本語】アレフガルド
こ記事を読んで、ドラクエの舞台である「アレフガルド」という地名が、説明書にしか書かれていないと知っておどろいた。
当時のロムカセットの容量の関係で使えないカタカナがあったからだそうだが、なんだか狐につままれたような気分である。
当時、世界地図より繰り返し見たあの地図。ナルニアやアースシーよりも親しんだ「アレフガルド」が、本編には登場していなかったとは。
逆に言うと、「この世界」と言えばいいのだから、固有名詞は必要ない。もっと言えば、マニュアルに書く必要もなかったはずだ。
もしかして「アレフガルド」とは、「大地」とか「世界」という意味のアレフガルド語?なのかもしれない、と思ったら、「最初を意味する『アレフ』と国を意味する『ガルド』を組み合わせて『始まりの国』を意味すると言われる」のだそうだ(ピクシブ百科事典)。
ということは、この名前ができたときには、すでに他の新しい国があったということか。あるいは別の国から来た人が名付けたのか。
あれこれ想像するのも楽しいが、「最初の国」というのは、おそらく後付けだろう。
西洋ファンタジーの雰囲気を演出するため、当時は読むことが必須だった説明書に、使いたくても使えなかったカタカナとともにそっと忍ばせたのではないか。
それが40年に渡って語り継がれることなるなど、思いもせずに。