いつでもどこでも、あたらしい言葉は生まれ続けている【動詞】そじる
我が家では食後にコーヒーを飲むことを「コヒる」と言う。
そういった、仲間内や身内にだけ通じる言い回しや符丁は、どこにでも、誰にでもあるだろう。
それらが長い長い年月をかけて形を変え、蓄積し、増えていくことによって、新しい方言となり、やがては新しい言語となってゆくのだろう。
今日、新しい言葉をひとつ作った。
「そじる」。
掃除する、という意味だ。
しかしもしかすると日本のどこかに、「楚辞を読む」「楚辞を鑑賞する」という意味で「そじる」と言っている人がいるかも知れない。
小比類巻かほるの曲を聴く、という意味で「コヒる」と言っている人も、いるかもしれない。
このようにして、同音異義語が生まれてゆくのである(そう…なのか?)。