![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/170925441/rectangle_large_type_2_bb5f29eddc55e91ca08f1ee6db4ab1f9.jpeg?width=1200)
重体と重傷のディスアンビギュエイション
重体は重症より症状が重い、ということを知ってから30年くらい立つが、まだ納得がいかない。
なぜ重症と中症、あるいは重体と中体にしなかったのか。その方が分かりやすいじゃないか。
と思って調べていたら、「重篤」という言葉もあるのだった。これは重体より重い。
これを基準に全部スライドさせると、重篤・中篤・小篤ということになって、もともと重症だったものが「小」、つまり大したことないことになってしまう。
そのため、上にどんどん積み増した結果、「重」がインフレーションを起こした状態が「重篤・重体・重症」併用問題なのではないか。
部外者には、どれが1番重い症状なのかがもうわからない。
命に関わる問題なんだし、介護者には外国人も増えている。私のように理屈っぽくて小うるさい日本人も少なくない。
ここらへんで「超重症・大重症・重症」など分かりやすいものに変えてしまってはいかがだろう。
「悪い重症・普通の重症・よい重症」でもいいかもしれない。