
針と糸。〜あさぎり町から広がる笑顔のステッチ〜
こんにちは!さしよりあさぎりです!
今回は、あさぎり町にある雑貨屋&カフェ「grace leaves」の店主である坂田さんにフォーカス。
以前は自宅でお店をしていた坂田さん。カフェも一緒にできる広さの場所に移転したことをきっかけにあさぎり町でお店を始められました。
ずっと居たくなるような心地よいお店、そして坂田さんの手から芽吹く数々のお洋服や小物に込められた想いに迫ります!
お店の名前の由来
「grace」という言葉は「恵み」という意味を持ちます。
きっと懐かしく感じる方もいらっしゃるであろう世界名作劇場!
当時、坂田さんも観ていたそうです。
放送されていた作品「若草物語」の登場人物の一人「メグ」。
外国の子の名前には珍しいな…と当時は思っていた坂田さんですが、「grace」という名前のニックネームが「メグ」であるということを後から知りました。
「leaves」は葉っぱという意味。
たくさんの洋服や小物を作り出す坂田さん。
葉っぱのようにどんどん生えてくる「めぐみから出る葉っぱ」「生み出す」という意味も込めて「grace leaves」と名前を付けたそうです。

お店についてはこちらの記事で紹介していますので、ぜひこちらの記事もご覧ください。
安心できる場所、帰ってこられる場所に
ハンドメイドのお洋服や小物を製作、販売している坂田さん。
そこにカフェを作ったのは、ウィンドウショッピングだけでも、お客さんに気軽にお店を楽しんでもらえるようにという思いから。
お店を見に来た時に物しかなかったら気を遣うかもしれないじゃないですか。だったらコーヒーだけでも飲んでゆっくりしてもらえたらね。
あとはここら辺は喫茶店が少ないから、そんな場所をと思って。
ただゆっくりしゃべれる、話し相手がいる、安心できる場所を作りたかったんです。
次から次へ入れ替わりにお客さんが来てなかなか途切れない日もあるそう。
私の家に遊びに来ているような感覚もあるかもしれないね、と坂田さんは笑います。

こころのなか
沢山の洋服や小物を生み出し、お客さんの笑顔をも生み出す、会うと元気をもらえるパワースポット的存在の坂田さん。大切にしていることを聞いてみました。
私は物を作っているから、私が楽しくないと作った物も可愛くならないと思うし、お店の雰囲気も悪くなると思うんです。
だから、常に自分が楽しいと感じることを見つけるようにしています。
私が暗くなってしまったら来た人もつまらないじゃないですか。
自分のなかにある気持ちは、作る洋服にも出てくるものなんです。
不思議なことに、心が暗くなっている時は作っても作っても失敗するから、ずっとほどいているような日もあります。
だから自分の心は常に楽しい気持ちで、平穏にできるように心がけていますね。

やりがい、楽しさ、嬉しさを感じる瞬間
作った洋服を着た子どもたちの写真や、着てくれている様子を見たとき、お客さんが喜んでくれた様子をみられることが嬉しく、やりがいを感じる瞬間だそう。
こっちに帰ってきたから、とお店に来てくれる遠方のお客さんや、大きくなったお子さんと一緒にお店に来てくれるお客さんもいて、そんなときが嬉しいですね。

「好きであること」
昔から手を使ってなにか作ることが好き、と話す坂田さん。
学生時代、家庭科のお裁縫は得意ではなかったそうですが「好きであること」の力は、なによりも強い!
坂田さんの「好き」が沢山の人を幸せにしています。
店内も定期的に配置換えをしたり、サッシの色を自ら塗り替えたりとこだわりたっぷりです!

今後挑戦していきたいこと
来年はもっと大きなイベントに出店してみたいということと、もっとみんなで楽しいことできるんじゃないかな、という思いがあってずっと模索しているところです。
もっと、あさぎり町だからこんなこともできるんだ!というようなことを沢山やっていきたいと思っています。
そして、悩める作家さんや、なにかやりたい人に向けての私にできるアドバイスみたいなものも、次から次へとやっていけたらいいなと思っています。

坂田さんが蒔く、沢山の笑顔の種!
今後の活動も目が離せません ♪
ぜひ、あさぎり町のお店へ、坂田さんに会いに行ってみてくださいね!
基本情報
住所:〒868-0424 熊本県球磨郡あさぎり町上西96-2
定休日:水曜日
営業時間:お店のinstagramをご確認ください
駐車場:あり
【instagram】