2030年の世界地図帳_#4

・SDGsの背景にある2つの大きな動き

❶.2006年 責任投資原則 PRI(principal for responsible investment)
株式投資に倫理規定を求めるPRI
→PRIのもと、なされる投資がESG投資(日本のGPIFも加盟)

❷.2015年 パリ協定
脱炭素条約

・法と倫理で世界を支配するヨーロッパ

GDPR:デジタル時代の基本的人権
ハンドルネームや、クッキー情報などを個人を識別できる全ての情報が対象
違反した企業には、最大2000万ユーロもしくは、売上高の4%のいずれか大きい方を支払う義務がある

googleの2018年売上は、約15兆円であり、その4%は、6000億円


・アメリカ資本主義とヨーロッパの資本主義

・アメリカ式:工業化が進むと、社会全体に商品が行き渡り、需要が生まれにくくなる。
そこで、商品を一定期間で使い捨てる消費と無限に需要を創出する流行が新たな生活様式として定着する

リバタリアン:自由至上主義
規制を緩めて、市場の原理で経済を回す

・ヨーロッパ式:セカンダリーマーケットで使い続ける
→歴史が価値を創造するヨーロッパの中古文化


メモ
・セミパブリック
日本の旅館は、プライベートとパブリックいずれでもない空間
温泉は共同、浴衣で館内をうろつける。
海外ではバスローブで自由に歩き回れない
都市空間も似ていて、1つの区画にパチンコ屋もあればクラブもあり、これはゾーニングされた外国には少ない

・エントロピー:不可逆性を表す指標、乱雑さを表す

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