【刑法】2022(令和4)年度 京都大学法科大学院(ロースクール)答案構成的な

※内容の正確性は一切保証できません。お赦し願いたい。
※「書くべきだったこと」は後日追記いたします。

入試情報
満点:100点
時間:令和3年11月14日(日)午後2時~午後5時(刑・刑訴)
問題用紙:A3片面印刷2枚(4ページ)1ページ約30行(全科目共通)

感想

 第1問は総論、第2問は各論と、問題の構成自体は例年通りでした、、、
 が、第1問は普通に難しかったですし、第2問は検討すべき点が多くて大変といった感じで、全くできた感がない一方、疲労感はハンパネェという試験でした、トホホ。トホォォォ~ホ。

第1問

書いたこと

甲の罪責
〇行為:Aと共にBへのインスリン投与をやめる
〇条文:保護責任者遺棄致死(219)、共同正犯(60)
〇詳論した点
 ・過失犯の定義および構成要件的故意の有無
 ・共犯の定義
 ・過失犯の共犯
 ・責任能力の有無(Aとの比較)
〇結論:いずれも成立

乙の罪責
〇行為:①Aに投与をやめさせる、②Bに投与をやめさせる
〇条文:①・②教唆犯(61)
〇詳論した点
 ・教唆犯の定義
 ・罪数
〇結論:成立

書くべきだったこと

・甲の罪責
 被教唆者の共犯について
・乙の罪責
 間接正犯も成り立つか

第2問

書いたこと

〇行為
 ①スマホでカードを撮影、②暗証番号を告げさせる、③BからAに振り込ま
 せる、④スマホを手元にとどめる
〇条文
 ①遺失物横領(254)、②強要(223)、③強盗(236)、④窃盗
 (235)
〇詳論した点
 ①「物」の意義
 ②「暴行」の意義
 ③「暴行」の意義、未遂の意義
 ④窃盗の意義
 ・罪数

書くべきだったこと

終わりに

 どの課目でもそうですが、特に手が疲れる科目だったと思います。
 そして、ボールペンをたくさん持ってきててよかったなと、、、つまり、しおり代わりになりますからね。クロロ団長を思い出したのは秘密。 
 なんとも参考になるかどうか分からない再現ですが、この手のものはできるだけ多くの受験者が書き残すことが、まだ見ぬ後輩のために必要だという思いからやっております。ので、基本書見てねって部分が多めです、何卒。

 今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。皆々様方に読んでいただけているということが、何よりも励みです!!!次回もどうかどうかお読みくだされ、、、
 次はラスト刑訴法です~

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