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2023年 病気祭りの年末年始

はじめに


2024年も残りわずかとなりましたね。年末年始といえば、昨年はある意味で忘れられない出来事がありました。

今回は、その2023年の年末年始の出来事をお話しします。


2023年の年末


昨年の今頃、私は彼女と迎える初めての年末年始にワクワクしていました。
紅白歌合戦を観たり、お正月特番を見たり、のんびりと過ごし、ちょっと豪華な料理を楽しむ予定。そんな理想的な時間を思い描いていたのですが、現実はまったく違うものになりました。

あの時の年末年始は、一言で言えば「病気祭り」。何もかもが急激に変わり、思い描いていた理想とは程遠いものになったのです。

すべての始まり


原因は99%、年末に行った音楽フェスです。大好きなアーティストのライブを楽しみ、会場の熱気と盛り上がりに心から浸っていました。ただ、その代償が後からとんでもない形でやってきたのです。
ある程度想定はしていましたが、楽しい時間の後に待っていたのは、インフルエンザという試練です。
 
まず、12月30日の夜。彼女が突然「なんか熱っぽい」と言い出しました。嫌な予感がしながら体温計を使ってみると、見事な高熱。「これはまさか…」と焦りながら、急遽夜間でも診察してくれる病院を探してタクシーで向かいました。診察の結果、やはりインフルエンザ陽性。
その瞬間、私の頭の中で楽しみにしていた年末年始の計画が、ガラガラと音を立てて崩れていくのを感じました。

病気祭りの年末年始


その後、大晦日と元旦は彼女の看病に明け暮れることに。紅白歌合戦も年越しそばも、「年越し感」なんてどこへやら。テレビはついているものの、まともに見る余裕もなく、ひたすら彼女が少しでも楽になるようにと奮闘していました。年末年始という特別な時間は、ただただ看病の毎日。

そして、迎えた1月1日。彼女の熱がようやく下がり、「これで少しは安心かな」と思ったのも束の間、今度は私の体調が急変しました。だるさと高熱で立っていられなくなり、恐る恐る病院へ行くと……案の定、私もインフルエンザ陽性。どうやら、彼女から見事に感染してしまったようです。

私は基礎疾患があるため、入院の可能性もあるかと思っていましたが、幸い、かかりつけの医師に連絡すると「入院の必要はない」と言われました。しかし、その後の三が日は完全に寝込むことに。
熱と倦怠感に苦しむ中、回復した彼女が今度は私の看病をしてくれることになり、交代で看病し合うという状況でした。辛い状況ではありましたが、思わずお互いに笑ってしまう場面もあり、この出来事も今では愛おしい思い出となっています。

まとめ


こうして、昨年の年末年始は、楽しみにしていた時間とはかけ離れた病気と看病の繰り返しで終わってしまいました。本当にあっという間でしたが、二人で乗り越えたこの出来事は、今では少しだけ笑い話になっています。あのときの疲れと痛みを思い返すと、今となっては一緒に過ごした時間がとても貴重に感じます。
 
そんな経験があるからこそ、今年の年末年始こそは健康第一で過ごしたい!と強く思っています。彼女の実家、富山で年末年始を過ごす予定もあるので、「絶対に病気にはならない」と、心に誓っていますが、どうかこれがフラグではありませんように。富山の美味しい海の幸や雪景色を楽しみにしているので、今年こそ、穏やかで楽しい新年を迎えられることを心から願っています。
 
皆さんも、年末年始は体調管理に十分気をつけてくださいね。

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サーシー
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