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大部屋と個室、入院生活のメリット・デメリットを比較

今回は、入院生活の「大部屋」と「個室」のメリット・デメリットについて、私の体験をもとにお伝えします。

この記事が、同じような経験を持つ方に共感していただけたり、これから入院を予定している方の参考になれば嬉しいです。



大部屋のメリット

大部屋の大きなメリットは、他の患者さんと交流することで、入院中の孤独感が和らぐ点ではないでしょうか。
また、看護師が頻繁に出入りするので、安心感あると思うこともあります。

それから、患者さんや、医師、看護師の声が自然と聞こえてくるので、病気に関する情報を知る機会が増えるのも、大部屋ならではのメリットのひとつだと思います。


大部屋のデメリット

一方で、大部屋はカーテンでの仕切りのみで、プライバシーがほぼありません。音が筒抜けで、他の患者さんの生活音で体調に影響を受けることも多いです。
過去には、他の患者さんのいびきで眠れなかった経験もあり、寝不足で辛い思いをしたこともありました。

自分の生活音にも気を付ける必要があり、テレビを見る際もイヤホンが必須です。大部屋でも基本的には静かな空間なので、物音にも注意しなければいけません。ちなみに、テレビや冷蔵庫を使うには「テレビカード」を購入しなければならないのですが、個人的にはそれも不便に感じました。

基本的にベッドの配置は窓側か廊下側に分かれるのですが、廊下側のベッドの場合はトイレが近いため、音がかなり聞こえて落ち着かないことがあります。誰かが夜中にトイレを使って目が覚めることもありました。

また、トイレや洗面所は共有のため、他の方が使用していると待たなければならず、不便に感じることが多いです。さらに、他の患者さんがトイレを清潔に使っていなかったことがあり、その経験から私は少し潔癖症気味になってしまいました。

こうした状況が積み重なり、ストレスが溜まりやすい環境だと私は感じました。


個室のメリット

個室の最大の魅力は、他の患者さんを気にせず、自分だけの空間で過ごせることです。プライバシーが保たれ、気兼ねなくテレビや音楽を楽しめたり、電話も部屋でかけられるため、ストレスが少なく過ごせます。

病院によってはテレビや冷蔵庫が無料で利用でき、テレビカードを買う手間が省けたことにも助かります。
また、トイレや洗面所も自分専用で、湯沸かしポットが備わっているなど、生活が快適に保たれる工夫が整っています。

また、これは個人的なメリットですし、病院によってはNGなところも多いと思いますが、私が入院した病院ではPS3などのTVゲームを持ち込むこともでき、それが大きな気分転換になりました。


個室のデメリット

ただし、個室はかなり費用が高額で、長期入院となると負担が大きくなります。保険適用外のため、自分が入院した病院では1日13,200円がかかり、1週間で92,400円、1か月では396,000円にもなります。費用面での負担は無視できない点です。
※病院側の判断で個室が指定された場合は、個室料金は発生しません。

また、他の患者さんがいない分、会話の機会が少なく、孤独を感じる場面もあります。


まとめ

私個人としては、ストレスが少なく過ごせる点で個室をおすすめしますが、費用面を考えるとなかなか難しいのが現実ですね。
それぞれに一長一短があり、どちらの部屋が適しているかは入院期間や状況に応じて選択するのが良いと思います。

この記事が皆さんの部屋選びの参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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