アンダーテールでLGBTについて考えていた（日記　３月１０日（木））

昨日寝た時間　：２４時４５分
今日起きた時間：　７時１５分

今日は在宅勤務。在宅勤務だと睡眠時間が１～１時間半も多くなる。今後、コロナ禍が終わり、在宅勤務が終わってしまったらと思うと恐怖でしかない。自分の心身の健康もそうだけど、家族との時間もコロナ禍でのときみたいに確保できなくなるし、何よりこの２年間で僕も少しはちゃんと平日の家事の戦力に恐らく加わることができ、妻の心身のバランスにもプラスに作用し、それによって家族全体にもプラスに働いてた部分が少なからずあると思う。いやだなあ、在宅勤務が無くなったら。４０歳だけど、１週間のうち数日でも在宅勤務ができるところに転職しようかと悩んでいる。

今日は朝から企画書を複数作る。午前中に簡単なものを１つ作り、午後は重たいものに着手する。今後の事業計画の見直しを検討する、みたいな立ち位置の資料で、検討に向けての大まかな観点を時宜トピックに併せてピックアップしていくもので、当初想定では１週間かけようと思っていたのだが、別件が入ってきて３日くらいしか掛けられず、取り敢えず今日は大まかな概要作りに着手する。４５分集中～５分休憩みたいなものを挟みながら、１８時位には何とか半分位まで作ることができた。途中段階ではあるが、来週に検討会議があるので、担当レベルの人に事前にチェックして、とメールを送り、今日の業務は終了。

１８時にリビングに下りると、長女がアンダーテールをやっている。長女は今、１週目（Nルート）で蜘蛛女との戦闘をしていた。当初は長女はバンバン敵を倒していたのだが、僕のプレイを見ているうちに、敵を倒す進め方は好ましくない、と思ったようで、今は敵を倒さずにプレイしている。

長女のゲーム時間が終わったので、僕も少しだけアンダーテールをやる。僕はメタドンを倒して、アンダインからアルフィーあての手紙を受け取るところでセーブをしていて、今日はそこから再開した。

手紙を渡しに行き、アルフィーとデート、となる。アルフィーはアンダインが好きなのだ。アルフィーもアンダインも、恐らく性別では女性。アンダインは決して女性には見えないので、僕はずっと男性だと思っていた。それに加えて、主人公も姿見からやはり男性だと思っていた。しかし、主人公も女性だった。僕は見かけで、性別を判断していたのだ。先入観、バイアス。

長男は、「アルフィーもアンダインも女の子だよね。女の子同士が好きって変だよね」という。長女は小学校でLGBTの授業を習っているし、子供新聞でもそういう記事を見ているので、長男のそういう考え方が今では違和感があるということを理解している。僕は、正直言えば、頭で理解していて、もっとちゃんと何も違和感なくなりたいと思っている。だから、長男や二女のこういう言動に対して、「好きなんだからいいんだよ。あと誰も好きにならなくても、それはそれでいいんだよ」みたいなことを意識して言葉に出している。

　　　　　　　　　　　　　　　↑アルフィー

　　　　　　　　　　　　　　↑アンダイン

アンダーテールの世界はとても不思議で、ここでは暴力を振るう場合と振るわない場合で、物語の進み方は異なる。暴力を振るわない世界を恐らく推奨していて、ここの世界ではユニークとかユーモアが大切で、許すことや受け入れること、寛容であることで成り立っている。「ま、いっか」みたいな感覚に溢れている。アンダーテールは子供たち３人ともが好きで、アンダーテイルの曲を毎日AMAZON MUSICで聞いて、曲名を競い合って言い合うくらいになってきている（ちなみに、メルカリでアンダーテイルのサントラを買った）。

子供達との共通の話題として、みんなが大きくなったときもアンダーテールのことを思い出して話ができたらなあと今から思ってしまう。子供たちがこの優良なコンテンツを機に、様々なカルチャーへと興味を広げていきそうな気がして、それが今から楽しみでしょうがない。みなオタクになるかもしれないけど、それはそれでいい。世間体なんて気にしなくていい。