カット9 枯れ木残らず花が咲く
昨日1月10日は、雪が降り出して、木々が綿帽子をかぶりました。今日1月11日の朝の8時過ぎに、雲の間から日が差し込みます。早速庭に出ます。確かに、今年伸びたコバノミツバツツジのシュートの先の越年する夏葉に、綿帽子がかぶっています。
見上げると、枯れ木残らず、白銀の花が咲いています。特に庭に多い、コバノミツバツツジの枝は、輝きを増しています。
目を凝らして、よく見ます。枝まで、銀色の花で、キラキラと埋め尽くされています。
すぐに、常緑樹の葉の上に積もった雪が、サラッと落ちます。しばらくすると、ドサッという音に変わります。さすがに、コバノミツバツツジの枝からは、そんな音はしません。珠玉の煌めきを放ちながら、ハラハラと落ち始めます。20分ほどの、とても短い出来事でした。