
112. 渋川動物公園のコバノミツバツツジ
岡山県玉野市にある渋川動物公園は、1998年に開園した10haの動物園です。猛獣はいなくて、家畜、犬猫、鳥、亀、小動物が80種、600頭羽います。地質は花崗岩で、周辺の山林の植生はコバノミツバツツジ-アカマツ群集です。

2020年4月9日に、渋川動物公園を訪れました。入口のレストハウスには犬猫、鳥、亀、小動物がいて、そこまっすぐに突き進むと、家畜がいる下りの斜面になります。その先の登りの斜面一面が、元々自生していたコバノミツバツツジ1万本の群生地です。

別の方向から見ます。このツツジの中を、乗馬体験しながら通ることができます。

ツツジの斜面を登ってみます。県下一とは記されていますが、岡山県にはコバノミツバツツジの名所が多いので、どこも一番ということになりそうです。雑木を取り除き、斜面に密集しているという意味では一番かもしれません。

もと来た道の横の、家畜のいる斜面が良く見えます。

斜面では自由にワラビが採れます。お母さんはワラビを採っています。

子どもたちがポニーと、のんびりと遊んでいますね。

ポニーから、コバノミツバツツジの斜面を望みます。

ヒツジとともに、コバノミツバツツジの斜面を望みます。

花をアップすると、もっと小さな動物です。カニグモの仲間でしょうか。

いろんな方向から、動物といっしょにコバノミツバツツジが撮影できる群生地でした。次の撮影地に急いでおり、時間を気にしていたので、コバノミツバツツジの花園の乗馬が写せませんでした。動物とコバノミツバツツジの取り合わせは、他にはあまり見られないです。渋川動物公園は、のんびりとくつろぎながら、動物や遊ぶ子どもとコバノミツバツツジを撮影できるシャッターチャンスがある場所です。