フェルトアート展 ▶︎ やわらかいかたち ▶︎ ウルトラ・サン・チャイルド ▶︎ 湊珈琲でブランチ
2024.10.18 愛知県岡崎市にあるおかざき世界子ども美術博物館にて
中山みどりさんの「フェルトアート展」と
安藤昇と森慎吾のやわらかいかたち
-世界は土でできている-
を鑑賞しました。
それぞれの展覧会についておかざき世界子ども美術博物館の公式サイトから説明を引用します。
【 妖精の棲む浮かぶ島 】
美術博物館前のふれあい広場にある巨大遊具「妖精の棲(す)む浮かぶ島」の世界観がとてもいい感じでした。
個人的にチェコのゲーム会社Amanita Designの大好きな作品「Samorost 」(サモロスト)の雰囲気に通じるものがあります。キノコとか。
Floexの奏でる音楽が作品の世界観と完全にあっていて秀逸です。
館内の入り口入ると左に岡本太郎の作品「午後の日」がお出迎え。
観覧料はJAFの会員証を提示で¥600→¥480の2割引になりました。👍
【 中山みどり 「フェルトアート展」 】
フェルトで丁寧に手作りされたたくさんの動物たち。絵画でいうところの写実主義のように
まるで本物の動物のような表情とたたずまい
に驚かされました。
傘を持って空を飛んでいる猫や風呂桶につかるカピパラなどファンタジーの世界が入っているところも魅力的でした。
動物たちといっしょに戯れたくなる衝動を抑えつつ、自然とやさしい気持ちになりました。
ちなみに筆者の音楽活動名がニカフェルトなので、フェルトの素材にとても共感しつつ、
フェルトのような
柔らかい質感の
音作りをしたい
と改めて思いました。
【 安藤昇と森慎吾のやわらかいかたち-世界は土でできている- 】
「フェルトアート展」の奥の一室に展示されていました。
ゴツゴツした作品の質感やなんとも言えない動物たちの表情。まるで油絵で描かれたような自動車やバイクなど。
現実に存在しているものとは明らかに違うものなんだけど、
生き生きとしている躍動感
が伝わりました。
あえてそうしているのか意図は分かりませんが、先に鑑賞した
中山みどりさんの「フェルトアート展」は
限りなく実物に近い作品
なのに対して、安藤昇さんと森慎吾さんの作品は、対照的に絵画でいうところの印象派やシュルレアリスムのような雰囲気があるように思いました。
つまり、
現実のものを見たままに
表現するのではなく、
心の中で感じた印象を作品にする
ということです。
制作過程で作品のモチーフを構成しているいくつかの点が
デフォルメ(誇張、歪曲)され、
その結果例えば、鹿を表現したとしても鹿とは違う何かが生み出されたような気がします。
さらに作家の手触りが作品に加えられることで、
生命が宿っているよう
に感じました。
動物たちの表情をながめていると
何か話しかけているような、
声を発しているよう
に感じてとても印象的でした。
【 ヤノベケンジ 「ウルトラ・サン・チャイルド」 】
展覧会を堪能した後はZent名古屋北店に移動し、ヤノベケンジさんの「ウルトラ・サン・チャイルド」を鑑賞。
2014年4月25日にオープンしたZent名古屋北店の駐車場の一角にそびえ立つ全身銀色に反射する高さ約6mの巨大な作品。
足元にはプレートに書かれた解説がありました。
「太陽の光を世界に放出して輝く」
というコンセプトがエモいです。
*この日に鑑賞した展覧会の写真撮影とSNS、ブログ等への投稿は加工しなければOKとのことでした
【 エフタークラングのライブ 】
「ウルトラ・サン・チャイルド」を堪能した後は、鶴舞に移動しK.Dハポンにて念願のエフタークラングのライブへ。
▼ライブレポート
最高のステージを思いっきり楽しみました。
たくさん影響を受けたアーティストをまさか至近距離で聴ける日が来るなんて、夢のようでした。
日本に来てくれてありがとう!
【 湊珈琲」でブランチ 】
名古屋で一泊し翌日は気になっていた
大正2年築の鏡島村の
村長の屋敷を改装した
古民家カフェ「湊珈琲」
でブランチ。
お団子SETとよくばりSETを注文。とくに塩あんバターが美味しかったです。
というわけで、充実した名古屋観光が無事に終了しました。
お読みいただいて、ありがとうございました。