【黒い袋|ほんと、|森|ブレーキ|黒|シール】相槌は会話を止める
◯黒い袋
サランラップ、アルミホイル、ポリ袋、なぜどこのホテルも、ドライヤーは埃だらけなんだろう。ドライヤーの埃を取れ、との命は通達されていない。黒い袋は使われているのに。あの可視光はすべてお断りの袋。
◯ほんと、
carnophallogocentrisme.
素朴な疑問がある。ソローキンの青脂は焼かれている。セリーヌは戦争と同化し、反ユダヤのパンフレで賛否両論。ほんと、どういうこと?多分、もう全く読んでいる界隈が違うんだと思う。
◯森
相槌は会話を止める。森だ。そのなかに入らないから。ヘイ、タクシー。
◯ブレーキ
あまねく留保しかと覚えた箱 手綱/ササキリユウイチ 「アセファルは頭でっかちだったとか」
あまねく、行脚。ユビキタスは留保に似たところがある。しかと覚えた、これはどうせ嘘。
容易い施工から衣擦れの中毒者
「アセファル」より
溶接工の並々ならぬ
『飽くなき予報』より
建築的でない施工の艶かしさは、新しい中毒になりうるのだろうか。「容易い施工から衣擦れの」の七七は、「ならぬ」と同じブレーキを踏んでいたんじゃないか。
◯黒
私が渋谷のビルの4階の踊り場から壁に乗って、高いところに立ったか、あるいはぶら下がったか、覚えてはいないのだけど、そうしたらお店にそのビルのオーナーから苦情が入った。まずは、そこで煙草を吸うな、そして危険なことをするな、そんなだった気がする。
そこで、手のひらで火をもみ消して、しばらく膨れて、破れて、膨れて、黒かった。次の週にあった旧友の腕に火脹れがあって、どうしたのかと聞いたら、根性焼きだった。それならいいんじゃない。まあ、ぜんぶ嘘。
◯シール
中島晴美さんは素晴らしい。呉須のシール貼の天才だけど、でも本当はそれを便器に貼り付けてもいいと思っているはずだ。